せっけんをリバッチ(再形成)してソープカービングに挑戦♪

ソープカービング

唐突ですが、
最近
ソープカービングにハマりつつあります。
(*^^*)


それでもいつものことながら、
出費は最低限でどうにか済ませようと
奮闘しております。
(*´艸`*)

今回は、
家に眠っていた古い石鹸を
どうにかして使えるようにしようと
試行錯誤したあれこれについて
書いていきたいと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。
(*^^*)

ソープカービングをやってみたい!



絵を描きたいな~~~と思いつつ、
立体感について考えているうちに
「実際に立体の物を作りたい!」
という衝動にかられ、
「塑像」「彫像」などで検索しているうちに
「ソープカービング」にたどり着きました。

カラフルな石鹸に
お花などの美しい彫刻が施された画像を発見し、


なにこれ!
素敵!!
やってみたい!!!
ヾ(*´∀`*)ノ


・・・と、いうわけで、

とりあえず家にあった古い石鹸。
ずっと使わずに持て余していて
処分すべきか気になっていました。
もし使えるなら一石二鳥♪

「どうせ処分するなら遊び倒してからがいいよね!」

とばかりに使ってみました。

もちろん、古くて固い石鹸は
まともに彫れるわけもなく。。。
(;・∀・)


刃を刺してもポロポロと細かく砕けるばかりで
とてもお花なんて無理でした。。。

古い石鹸を柔らかくする方法、
というのもいくつか試してみましたが
上手くはいかず。


そんな中、
石鹸を粉状にして練り直し、
再び石鹸に作り直すという方法
があることを知りました。
「リバッチ」と言うそうです。

今回、こちらのサイトを参考にさせていただきました。


水玉さんは
YouTubeもとても分かりやすい動画が多くて
もはや神です。
(*^^*)

せっけんのリバッチ(再形成)に挑戦!

具体的なリバッチ方法については、
水玉さんの記事やYouTubeにてご確認ください。
私はやり方までを解説できる立場にないので、
(;・∀・)
それ以外で気付いたことや
試してみたことなどについて書いていきたいと思います。

用意した道具類

とりあえず、最低限の道具は購入しました。
香りがしみつく恐れがあるので、
食品に使っている物とは別にした方がよいと思います。

購入したのは、
・ステンレスボウル
・果物ナイフ
・こしあみ(ボウルに合うサイズ)
・おろし金(結局ほぼ使っていないので、なくても大丈夫そう)
の4点。

他には、
・スプーン(持ち手が痛くないものがおすすめ)
・開いた牛乳パック
・カッター用マット(石鹸を刻む時に牛乳パックの下に敷きます)
・ポリ袋
・処分予定のフライパン(コーティングが剥げまくった古いのをリバッチ専用に)
・キッチンスケール
・ステンレストレイ
・ラップ
・豆腐などの空容器(水に色素を入れる場合、汚れても惜しくないもの)
を使いました。


古いせっけんはかなり乾いています


少なくとも5年以上は眠っていたであろう、
我が家にあったせっけんです。
おそらく今は販売されていないと思います。

新品の時は80gあったのだと思いますが、


4gは減っているようです。
(ラップの分は除いてあります)
粉ふきまくってますね。。。
(;・∀・)

リバッチした石鹸を乾燥させる際にも、
形成直後と乾燥後の重さを比べることで、
ある程度は水分の減り具合が分かりますよ。

せっけんを簡単に粉状にする方法

石鹸をリバッチするためには、
一旦
石鹸をかなり細かくする必要があります。

しっとりとした柔らかい石鹸では、
これがかなり苦労するんです。

一旦柔らかくする方法を試したあとの石鹸を
粉状にしようとしたのですが
かなり厄介でした。。。

しっとりとした石鹸は
ナイフで刻もうにも
刃にくっつきまくってとても切りにくいです。
おろし金でおろすにも、
目が詰まってすぐにおろしづらくなるし。。。
こしあみに通そうとすると
やはり目が埋まって
力技でむりやり濾すという地獄。。。

なので、
細かくするには
石鹸は乾いている状態がベストです!


古くて固い石鹸なら、
刻むのもおろすのも、
すぐポロポロ崩れてくれるので
力もいらず簡単です。


でも、一旦しっとりさせてしまった石鹸を、
また丸ごと乾くのを待つとどれだけかかるか分かりません。
なので、



ある程度ざっくり刻んだら、
袋に入れて
袋の口をあけておいて乾燥するのを待ちます。


完全に乾くと、
袋の上から握っただけで
パリパリと細かく折れますよ。
(袋が破れないように注意しましょう)

袋の上から揉んで、
ある程度の細かさになったら

広げた牛乳パックなどの上に少量ずつ出して、
スプーンの背でつぶすと
簡単に粉々になります♪

右手だけですると疲れてくるので、
左手をスプーンの腹に添えて
両手を使ってつぶすと楽ですよ。

石鹸がつぶれる感触が独特で、
ちょっとヤミツキになります。
(*´艸`*)



この方法は
カービングした後の削りカスを
リバッチする際にも役立ちますよ♪


スプーンだけで完全に粉状にしようと思えばできますが、
そこそこ時間がかかるので
ある程度つぶせたら
少量ずつ
こしあみにかけていくと効率が良いです。


均一なパウダー状にできるので
おすすめですよ♪

せっけんのリバッチに最適な型を発見!

丸い形の石鹸を作りたくて、
それでもそのために容器を買うのもためらい。。。
どうにか家にあるもので、、、
と思っていたら発見しました!!

型・・・、ていうか、
布テープの芯です(笑)
ダイソーさんの、細い方の布テープです。
太い方の芯も両方持ってます。
こういうの捨てられないタイプで。。。
工作好きにはあるあるでしょ???
(;・∀・)

内径は約75㎜。
高さは約37㎜。


これがもう、
型としてかなり優秀なんです!
ヾ(*´∀`*)ノ

一番良いポイントは、
底が無い事!


石鹸を詰める時、裏から確認できるんです!
ラップを敷いた中に入れると、
ラップに引っ張られて
角が無くなってしまうことがあるのですが、
これなら大丈夫♪

隙間なく詰められているかも分かります。


しかも、取り出す時も楽ちん♪

実は初めてリバッチした時、
処分予定だったマグカップに入れてみたのですが、、、


ラップがちぎれて取り出せなくなりました。。。
(;・∀・)
しかも2回やりました。。。
どうにか周りをほじくり返して取り出しましたが、
かなり小さくなってしまいました。
(;・∀・)

せっけんを温かいまま型に詰める方法

湯せんで石鹸をこねた後
型に詰め込むのですが、
湯せんから外した石鹸はどんどん冷めていき、
固くなって、詰め込みにくくなってしまいます。

そこで、
冷まさないように
こういう詰め方をしてみました。

ラップを敷いた型をステンレストレイの上に置き、
湯せんが終わった後のIHヒーターの余熱で温めます。
※IHのスイッチは切れている状態です。

ガラスプレートの余熱でトレイが温まるので、
温かい状態のまま、
石鹸が柔らかいままで
慌てずに詰め込むことができますよ♪
(*^^*)

トレイが熱くなりすぎないように注意しましょう
湯せんの温度を超えるほど熱くなってしまうと
石鹸の質が変わってしまう場合があります。

ある程度温まったら、
鍋敷きなどの上に移動するのがいいですよ。

キッチンがIHではない場合には、
あらかじめ
ステンレストレイをお湯などで温めておくといいと思います。

リバッチしたせっけんを彫ってみました。

四角いのは牛乳パックを型に使ったもの。
それ以外は
布テープの芯を型にして作った石鹸です。


彫るのに使ったのは、
一番最後の1枚以外
家にあったアートナイフに
ダイソーさんの替え刃を刺して、
研ぎ直して改造したものです。
※本来、専用の替え刃以外の使用はおすすめできません。

普段使っているアートナイフとは別にしたくて、
探したらかなり古いのが出てきました。
(;・∀・)

角度も鋭くなるように
だいぶ削っています。
※改造・改変は自己責任でお願いします
(;・∀・)



深さが分かりやすように線を引いてみました。
すぐ落ちちゃうのでもう無くなってますが。。。


ナイフの話はまた別の機会に♪

彫ってみた石鹸たちのことも、
「何をどれくらい入れたらどうだったか」など、
失敗例や、それぞれの結果に対する個人的な考察などを
次回に書いていきたいと思います。

引き続きご覧いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
(*^^*)


少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。


ではまた♪
(^_^)/

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