自作カービングナイフ・あるもので替え刃を作ってみました♪(後編)

ソープカービング

前回に引き続き、
100均素材のあるものを使って
アートナイフの替え刃を作っていくというお話です。

前回にも書きましたが、
あくまでも
一個人の日記としてお読みいただけると幸いです。
実行には危険が伴う内容ですので、
真似は推奨できません。
(;・∀・)

電動工具なしでステンレスの加工!・続き

アートナイフに装着できる薄さに削る

このままでは厚みがありすぎて
アートナイフに装着できないので、
ひたすら収まる薄さになるまで削ります。
ダイヤモンドやすりでとにかく削ります。

刃の部分も多少薄くするために削りますが、
この段階ではとにかく
ナイフに差し込む根元の部分を作っていきます。
(写真だと向きが逆ですね)


前編でも書きましたが、
ヤスリを使う時は
削った粉が舞わないようにするためと
摩擦熱を抑えるために、
少量ずつ水をかけながら行います。


手に持った状態では押さえにくいので、
木っ端に乗せると楽でした。

正直、
刃の部分を研ぐよりも
ナイフにセットできるようにするまでが
大変だった気がします。

あとはひたすら研ぐ!

何度も調整し
どうにかアートナイフにセット出来たら、
あとは
砥石の粗目で形を整え、おおよその刃を出すように研いでいき、
中目に替えてさらに研ぎ、
刃物らしくなってきたら
1000番のやすりで仕上げ。
っていう感じでした。

本体に傷がつかないよう、
研ぐ時は
根元をマスキングテープでガードしてました。



刃物については完全に素人なので、
正しい研ぎ方も分かりません。
(;・∀・)
刃が小さい分、
押さえにくくて難しかったです。

ちゃんと刃になりました!

110円で購入してきたピンセットが、、、


なんということでしょう。。。
(*´艸`*)


薄くて鋭い、
切れ味の良い替え刃に生まれ変わりました!
ヾ(*´∀`*)ノ

。。。
と、簡単なように書いてますが、
トータルで3日くらいかかっています。
(;・∀・)


研ぎ方の正解が分からないもので、
何度も試し彫りしては研ぎ直し、
の試行錯誤でした。
アップで見ると
研ぎが甘いというか、
あんまり綺麗じゃないですが。。。

それでも一応、
ナイフとして使えるくらいのレベルで
完成しましたよ♪

刃の長さは
約48㎜です。
(長めにカットしましたが、相当削りました)



抹茶石けんを1個分
試し彫りに使い倒しました。
大きくて厚みのある石鹸なので、
彫っても表面を削ったらまだ彫れる、って感じで
練習にもかなり良いサイズ感だなと思いました。
(*^^*)

自作カービングナイフで彫ってみた結果

ちょっとドキドキしながら、
今度はこちらを彫ってみました。

同じくマックスさんの
消臭タイプのエチケットせっけん
(135g 3コ入り)です。


シトラス系の香りで、
色も可愛いのでお気に入りです。
(*^^*)


!!!
めっちゃ良くない????
(自画自賛爆走中)


花芯も薄く彫れるし、
周りの広い面もスぺっと整えられるし、、、


最高なんですけど!!!
ヾ(*´∀`*)ノ




じつはこの石鹸、
けっこう厚みがあるので
こういう使い方をしてみました。

半分ずつ使ってみようと思い、
線のある部分で切ったら
下がかなり薄くなってしまいました。。。
(;・∀・)
基本、適当。

1個分で2度おいしいという、
かなり貧乏性を喜ばせてくれる石鹸でございます。

※でも下側の部分はかなり薄くなったので、
花芯は貫通寸前でした。
(;・∀・)
持っている方の手が危険かも。
お花よりも、浅い模様の練習用にするのもいいかもしれませんね。

ダリヤの方は、
周りにも何か彫ろうかと思いましたが、
長い刃を手にすると
広い面を整えられるのがうれしくて、
無駄にひたすら真っすぐ整えてみました。


広い面を一気に彫れるのが気持ちいいです!

薔薇の方をアップで♪

最初の薔薇よりも、
花芯をさらに細かく彫ってみましたよ♪
2段目と3段目を同じ位置にしてしまうという
凡ミスを犯していますが。。。
まぁそう思って見なければ気付かないかな、と。

始めてから約1ヶ月です、
って言うのが我ながら信じられないような。

そもそも
彫るよりも
石鹸作ったりナイフ作ったりの方が
夢中になっちゃってますが。


なにはともあれ、

「すべての事を楽しみ尽くす!」

という勢いで生きていると、
専用のものが無ければ無いで、
ない事自体を楽しめるようになったりします。
(*´艸`*)

自作カービングナイフのその後

替え刃作りに成功し、
順調に彫れてはいるのですが、
やはり元はピンセットですから。
(;・∀・)


切れ味が落ちるのが早い気はします。
(研ぎ方が下手なのもあるのですが。。。)

「??
あんまり切れてないかも?」
と少しでも思ったら研ぎ直して整えます。

切れ味が悪いまま無理に彫ると、
どんな石鹸を彫っても折れてしまいますからね。


何個か失敗して、
ひたすら試し彫り用になりました。。。
(またリバッチして使います。)

研ぐのに失敗したら余計切れ味が悪くなったりで、
何度も研ぎ直しました。


正直、
失敗するリスクは多いし
研ぎ直す手間は結構かかるし、
素直に専用のナイフを購入する方が断然おすすめです。
(;・∀・)


で、現在の刃先はこんな感じです。


ずいぶん短くなってしまいました。。。
せっかくの先端が、
減ると太くなってしまいますね。
(;・∀・)

刃の長さは約35㎜になってしまいました。
下手すると
元のアートナイフと変わらないくらいになってしまううんじゃ。。。
(;・∀・)

それでもまだアートナイフよりは
長さはあるので彫りやすいですけどね。

ここまで何度か研いで、
ようやく
失敗しにくい研ぎ方が見えてきた気がします。
これ以上短くならずに使えるように頑張ります。
(*^^*)


研ぎ方にも慣れてきたから、
新しい替え刃作ろうかなぁ~
(*´艸`*)
今度新調したら、
刃の長さキープできるように使えるんじゃないかなぁ、
なんて考えてます。


。。。やるかどうかは分からないですけどね。
(*^^*)
こりないヤツです。

長くなりましたが、
最後までお読みいただいて
ありがとうございました。


少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。

ではまた♪
(^_^)/




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