パサパサの糸に自分でロウを引く方法♪

手作りあれこれ

以前、ベタベタすぎる蝋引き糸を購入し、
多すぎる蝋を程よく落として使う方法をご紹介しました。

その時購入したのが1mm幅の蝋引き糸だったので、
今度は0.8mm幅の糸を購入してみたのです。

すると。。。。

はい、もうお分かりですね!
( ´艸`)

「サラサラ」といううたい文句につられて購入したら、
サラサラどころか「パッサパサ」の糸だったのです!!
ヾ(*´∀`*)ノ

え???
なにこれ??
紙で出来てんの???
ってくらいパサパサでした。。。

う~~~ん、
物を選ぶ目が無いわ~~~
(;・∀・)
安いのしか買わないからですけどね♪



と、いうわけで。
あっさりポイできる性格ではないので、
どうにかひと手間かけて使ってみることにしましたよ♪

ロウ引きにする利点

ロウのない普通の糸でも使えないことは無いですが、
しっかり蝋引きされているものの方が断然いいです。
その理由は
・摩擦による劣化を防げる。
・糸が割けるのを防げる。
・糸に張りが出て見た目もよくなる。
・編み目が滑って緩んでしまうのを防げる。
などという点にあります。

あとは個人的な感想ですが、
焼きどめをする際にも
ロウがしっかりある方が溶けやすく、綺麗に留められる気がします。

仕上げるものの見た目だけじゃなく丈夫さにも関わってくるので、
マクラメ編みにしろ、レザークラフトにしろ、
やはりしっかりロウ引きされている糸を使うのがおすすめです。

薄い色には100均ろうそくでもOK!

まずは、ダイソーさんの仏具コーナーにあった白ろうそくを使ってみました。


使いたい長さ分でカットしてから、
ロウの上に糸を重ね、上からそっと指で押さえます。

左手はロウとヒモを押さえたまま、右手で糸端をつかみ、
すうっと端まで糸を引いていきます。
平紐タイプの場合は裏表両面にロウを引いておくといいですよ。
糸にロウが付いたら、
親指と人差し指に挟んだ状態で糸を引いて整えます。
この時シュッ!と勢いよく引きすぎると
摩擦熱で「熱っつ!!」ってなるので気を付けてくださいね!
(;・∀・)
ゆっくり整えるくらいで大丈夫ですよ~。

上がロウ引きした糸、
下が購入してそのままの状態です。
上の方が明らかにピン!としてますよね???

実際にこの白ろうそくでロウ引きした糸で、いくつかマクラメアクセサリーを編んでみましたが
なんの問題もなくしっかり編むことが出来ましたよ♪

もともと「ロウ引き糸」として売られていたものなので、
足りない分を表面に足すくらいで十分かと思います。
もし、ロウ引きが全くされていない糸をロウ引きする場合には、
ドライヤーで温めるか、アルミホイルなどに挟んでそっとアイロンをかけるなど、
熱を加える事で糸の内部にまで浸透させるのがいいですよ。
(*´▽`*)
その際にはやけどにはくれぐれもご注意くださいね。

浸透させたことで表面のロウが足りなくなったと感じたら、
再び表面にロウを引いてください。


ちなみに、
糸を引いた後のロウは、擦れてえぐれていきます。

1本の糸を表裏で引いた後くらい。↑
そして、いつしかこんな感じになります。

なんか哀れな姿。。。
よく頑張ったね、
ありがとう(*´艸`*)

これが溜まったら溶かしてひと塊にしてみようと思います♪

濃い色の糸には白ろうそくは不向き

微妙にピンボケで申し訳ないです!
(;・∀・)
上が同じく100均ろうそくでロウ引きした糸、下が購入してそのままの状態です。
ロウ引きした直後はまぁいいかな~?ってくらいなのですが、
実際に編んでみると、白い蝋が少し粉っぽい感じで表面に浮いてしまうことがあるんです。

白や淡い色であれば、全然気にならない程度ですが、
黒やダークブラウンなどの濃い色には、
白ろうそくは不向きです。
(普通に市販のロウ引き糸でもこれくらい白いのもありますけどね。。。)

手縫い用ワックスも使ってみました

こちらは、楽天市場で「手縫い用ワックス」と検索したら出てきた一番安いやつです。
1個108円でした。
何で出来ているのかという表示がないのがちょっと気になりますが。。。
(;・∀・)

あいかわらず安い物しか買わないんですよね。
懲りないヤツ。。。


他に検索で出てきた商品は、ここまで黄色くなくてクリーム色っぽいのが多かったです。
素材は何種類かをブレンドして作られているワックスが多いようですね。


使い方は、白ろうそくの時とほぼ同じです。

ワックスの上に糸を置いて押さえ、スッと引いていくだけです。

分かりにくいですかね~~~(;・∀・)
ブラウザでの表示にして、画像を押すと拡大できると思います。

一番上が手縫いワックス使用。
真ん中が白ろうそく使用。
一番下が、購入してそのままの状態です。

一番上のものが、色もしっかりして、粉っぽさも出ずにいい感じです♪
写真では確認しづらいのですが、真ん中の物は微かに白いものが付いているのが気になります。

ただし、こちらのワックス
真っ白の糸には不向きです!

上が、上記の手縫い用ワックスでロウ引きしたもの。
下が、購入してそのままの状態です。

どちらも、もとは同じ真っ白の糸なんです


ロウ引き糸で、「ホワイト」という表記でも
真っ白なものが少ないのはこういう理由もあるのかもしれませんね。


真っ白いまま使いたい場合は白いロウを。
生成くらいになってもいいかな~って思えるなら気にせずにこの手縫いワックスを。
という感じでしょうか。

濃い糸なら色がさらに際立つようなので、
ダークブラウンなどには向いていると思います。


まとめ

ロウの上で糸を引くだけで、簡単にロウ引きは出来ます。
足りないロウを補うだけであれば、糸の表面に付けばOK。
糸の内部まで浸透させたい場合は、熱を加えてしみ込ませます。


真っ白い糸には白いロウを使うのがおすすめ。
それ以外では、糸が淡い色か濃い色かによってワックスを使い分けるか、
色々試してみて色に影響が出ないワックスを探してみるのもいいかもしれません。


安い糸に安いワックスでも、
工夫次第で十分楽しめます♪

「安いの買って失敗しちゃった~~」
と思っても、
がっかりせずに色々試してみると楽しさ倍増ですよ♪
(*´▽`*)



少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。

ではまた♪
(^^)/

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