前回、
色紙の反りを防ぐために
色紙の裏面にジェッソを塗りました。
今のところはその方法が一番
反らずに綺麗に仕上がるようです。
ジェッソの乾かし待ちがちょっと煩わしいので、
少し手間を減らせないものかな、と
別の方法も試してみました。
今回はその結果について書いていきたいと思います。
(*^^*)
色紙2枚合わせ作戦
その名の通り、
2枚の色紙をくっつけて厚い1枚にしてみよう
という作戦です。
裏面同士を貼り合わせれば
両面が表になるので
練習用ならコスパは変わらないはず。

とりあえず木工用ボンドを接着面の両方にまんべんなく塗り、
板で挟んで重しを置いて一晩乾かしました。
正直、
思った以上にボンドを消費したので
コスパはあまりよろしくないかもしれません。
(;・∀・)

ボンドが乾いた後の感じでは
厚みが増した分しっかりしていて、
もしかしてキャンバスボードのように使えるのでは???
と、期待が膨らみました。
(*´艸`*)
2枚合わせの色紙に描いてみた結果

画質があまり良くありませんがご容赦ください。
下地のジェッソは使わず、
色紙に直接アクリル絵の具を塗って描きました。
使用したのはダイソーアクリル絵の具のみです。

残念ながら、
まぁまぁ反ってしまいました。。。
(;・∀・)

ボンドの接着がはがれたのかな?とも思ったのですが、
しっかり2枚まとめて一緒に反っていました。
(;・∀・)
2枚合わせの色紙・裏にも書いてみた結果
1枚の色紙の時と同様、
表に描いて反るなら
裏も反らせればチャラでは?作戦です。
予想では、表が反ったので
裏にも書けばちょうどよい感じになるのでは、
と思っていました。
。。。が、

表だけの時よりは少しマシですが、
それでも反っています。
(;・∀・)
反対側の角の方が反っていたので
別角度で撮りました。

う~ん、、、
まぁまぁ反っていますね。
ちょっと分かりづらいですが。。。
一応、正面からの画像も。

写真に撮ると
濃い目の色が汚く映りがちなのですが、
どうしたらいいんでしょう???
(;・∀・)
実物の方がめっちゃ綺麗かと言われると
そうでもないのが痛い所ですけどね。。。
(;・∀・)
青空と雲の絵と同様、
使用したのはダイソーアクリル絵の具のみです。
下地のジェッソは塗らずに
色紙に直接アクリル絵の具を塗っています。
一応
下地無しでいきなり描いても
描けることは描けるのですが、
水分を多めに使った場合
色紙の紙が少しボコボコしてしまう事があります。
水を多く使う描き方をする場合は
ジェッソで表面を補強してから描いた方がいいかもしれません。
やはり1枚使いがおすすめ
今回の結論として、
2枚合わせて使ってもほぼ利点が無い。
という残念な結果となりました。
(;・∀・)
考えてみたら、
木工用ボンドはビニル系樹脂なので
ジェッソよりは柔らかい分
紙と一緒に反るのは仕方がないですよね。
デコパージュ液やメディウムなど
アクリル樹脂系で接着したら
描いた絵の具と相殺されていたのかもしれませんが、、、
なんだかもったいないので。
(;・∀・)
いっそジェッソで接着しようかとも思いましたが、
やはり1枚1枚独立しててくれた方が使いやすそうなので
やめておきます。。。
やはり裏面にジェッソ塗布が最強

裏面にジェッソを塗ってから描くと反り防止に。
描いて反ってしまった後でも
裏面にジェッソを塗ったら真っすぐに戻りました。
やはり乾かし待ちは面倒でも、
裏面ジェッソ塗布が
一番きれいに仕上がる方法ではないかなと思います。
記事冒頭で既にそう言ってますけどね。
(;・∀・)
裏面ジェッソ塗布した場合の注意点
色紙の裏面にジェッソを塗った場合、
描き終えたものを何枚も重ねて保管すると
くっついてしまう可能性があります。
絵の具の面の上に紙、
という重なりならまだ大丈夫だとは思いますが、
裏面がジェッソの場合
アクリル樹脂の面同士が密着することになるので
極端に言うと一体化してしまう可能性があるという事です。
せっかく描いた絵の具がはがれてしまう危険もありますので、
ジェッソの面と
絵の具で描いた面は密着させないように注意しましょう。
絵の具の面同士でも同様ですね。
ちなみに、今回
どちらの絵でも
雲の部分を描くのに使ったのは
ダイソーさんの丸筆です。
14号のみ使いました。

強めに擦ったり
ガサガサに塗ったりするので
すぐに傷んでしまっても惜しくないお安めの筆がいいです。
高級な道具で差が出るのは、
ある程度描けるようになってからじゃないかな、
と思うので。
(;・∀・)
まだまだ修行が必要だなぁ、と
ひたすら感じる今日この頃です。
(;・∀・)
少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。
ではまた♪
(^^)/