100均で水張りに挑戦!その2

水彩画・アクリル画

以前、はがきサイズに描けるパネルの代用品をご紹介しました。
はがきサイズの板なので、
そのままはがきサイズに仕上がって
とっても便利です♪



もう少し大きいサイズにも描いてみたいな~
と思い、
A4サイズのスケッチブックを購入したんです。
(*^^*)

それを、今回はパネルではなく平らなまま
簡易的な水張りに挑戦してみましたよ♪

貼り付ける板代わりは、
これまた110円で購入できます。
(*^^*)

薄い紙でも水張りしちゃいましょう!

マルマンスケッチブック図案シリーズ

購入したのは
マルマンスケッチブック図案シリーズ
A4サイズです。

水彩画のために使うとしたら、
かなり薄すぎるくらいかもしれません。
(;^_^A
そのまま描くとやはり水分でボコボコしてしまいます。

でも私はできるだけお金をかけずに
たくさん描きたい派なので、
高級な水彩紙には当分は縁が無いと思われます。


なんせ
子供のおさがりの絵の具しか使ってないので、
何千円もするような紙を買うわけがないわけで。。。


で、
こちらのスケッチブック。
描ける部分がA4サイズかと思いきや、
一回り小さいです。
スケッチブック自体のサイズが
287㎜×202㎜なんです。
(A4用紙は通常297×210)

なので一枚を切り離して、
リング部分をカットすると
幅は195㎜しかありません。


ですが、
その小ささがまた利点になると言えば
なるんですね~(*^^*)

A4より紙が小さいという事は、
A4サイズのボードに貼れるのです♪
(*´艸`*)

プラ素材のクリップボード

ダイソーさんで購入した
A4クリップボード(プラ素材)です。
プラ素材なので、
下敷きよりも厚みや硬さがあって
結構しっかりしています。

これを購入する前、
カッティングボード(カッター用マット)の裏に
簡易的に水張りしてみたところ、
紙が乾くと思いっきり反ってしまいました。。。
(サイズは小さい紙ですが)

まぁ、水張り自体まだよくわかっていないので、
なにかやり方が間違っていたのかもしれません。。。
(;^_^A


プラ素材なら反る心配はなさそうです♪


A5を貼るならそのままでもいいのですが、
ちょっとクリップ部分が邪魔ですね。

ニッパーを使って鋲(?)の部分を外すと
クリップ部分が取れました♪
(実行する場合は怪我しないように気を付けてください!)

紙のリング穴部分をカットすると
縦長になりすぎるので、
1㎝ちょいくらい縦方向もカットしています。

粘着力の強いマスキングテープ

使ったテープはこちらのマスキングテープです。
ダイソーさんのこのテープは、
本当にマスキングテープなのか?
と思うほど粘着力が強いです。
(;^_^A

パッケージにも
冬は6時間、夏は4時間以内にテープをはがしてください
と明記されています。

でも乾くまで置いておくので
そうはいきませんよね。
はがした後は結構のりが残りますよ~。

まぁ、水張り目的で使う分には、
粘着力が強い方がありがたいです。
(^_^)/
おそらく、雑貨屋さんや文具店にある
いわゆる普通のマスキングテープでは、
弱すぎて水張りには代用できないと思います。


マスキングテープといっても
用途によって粘着力の強さが違う商品は
いろいろあります。
ネットなどで購入する際には
商品説明に粘着力の強さが表示されているか
確認してみると良いと思います。


簡易水張りのポイント

素人のくせに偉そうなことを書きますが
(;・∀・)


何度か体験してみて感じたことや
こうした方がいいな、と思ったことなどを
書いてみたいと思います。


まず、
濡らすのは、紙の裏側のみです。

表まで濡れてしまうと、貼り付ける時に
擦れて表面が傷んでしまいます。
濡れた状態の紙はとても脆いですからね。


そして、

テープを貼る部分が濡れていると
テープが付かない
ので、
板の上ではなく
別の場所で紙を濡らした方が良いです。
(水張りテープを使うならたぶん濡れてても
良いかと。
パネル張りの場合はパネルの上でも大丈夫です)

紙の裏面からしっかりまんべんなく
刷毛で水を引き、裏向きのまま
水がしみこむまで待ちます

濡らしてすぐ貼っても効果はあまりないので、
全体がしなっとしてくるまで待ちましょう。


紙の裏が乾きかけていたらまた水を足し、
くるっと表に返して
クリップボードの板にペタっとくっつけます。

空気が入らないように密着させます。
手よりもタオルなどを使って押さえるのが
いいですよ。
押さえるというか、紙がボードにくっついていればそれでいいので、
強くこすったりぐいぐい押す必要はないです。

紙の周りの板が濡れているようなら
しっかり拭き取りましょう。

1㎝くらい(それ以上あってもいいかも)の幅で
テープをぐるりと貼って
ボードに紙を固定します。

貼り付けたあとは、
「はがれてなるものか」と
ものさしをヘラ代わりにして
ガッツリ圧着させました。


そのまま、
平置きのまま乾かします。

簡易水張りで描いてみた結果

画力はこの際スルーしてください。
(;^_^A
水平線がえらいことに。。。
っていうかもう挙げたらキリがないくらい。。。


とにかく、
水分多めで描くとやはり少しはうねりましたが、
乾くとまたピンとするので
問題ナシです♪

乾いたあとは、
凸凹も無く真っすぐな仕上がりですよ♪




とはいえ、
マスキングテープをはがしてみると、
ガッツリ貼ってたので
絵の端も持っていかれてしまいました。。。

やっぱり
水張り用にテープを貼った部分は
切り落とすのが正解かと思います。

水張り用のテープのもう一回り内側に、
粘着力弱めのマスキングテーブを貼ってから
描くのがおすすめです。
そうすると
はがした後に白い部分が縁取りとして残るので
見栄えもいいですね。
(*^^*)

一応、破れた部分をトリミングしてみました。
ちょっとはキレイに見えるかと思いきや、
微妙さは変わらないわ。。。
(;・∀・)




紙の表面はあまり強度がないので
濡れた状態でこするとすぐにボロっとなっちゃいます。

紙の強度以前に、
触れば触るほど色も汚くなるので
水彩はやっぱり
「潔さが大事!!」と実感しました。。。

「潔さを身に付ける修行!」
と思えば、
紙が弱いことはむしろ利点かもしれません。
(*^^*)
紙を傷めずに描けるようになれば
技術も身に付きそうですよね♪

3冊あるので、
せっせと慣れるまで
たくさん描いていきたいと思います。
(*^^*)



使用した絵の具は前回と同様、
ぺんてる エフ水彩です。
白のみ、
ターナーアクリルガッシュも使っています。

エフ水彩は、
学童用セットとはまた内容が違うようですが、
12色セットが安くなっているようですね。
(*^^*)

でも結局使うのは
赤・青・黄・白・黒くらいなので、
(緑も使うかな?)
単品で購入するのも良いかもしれません。


実は最近
今回のサイズよりさらに大きめサイズでの水張りにも
挑戦中です♪


詳細はまた後日に。
(*^^*)





少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。

ではまた♪
(^^)/

タイトルとURLをコピーしました