前回はダイソーさんで購入した
マルマン スケッチブックに
リンゴの絵を描いてみました。
そのままの状態で描いたので、
水分をたっぷり使うと
紙がボコボコと波打ってしまいました。
乾いた後は平らに戻ったので
仕上がりとしては気にならないのですが、
描いている間、ボコボコした面に描くのは
やはり描きづらいですよね。
濡らしてもうねらないぐらい厚みのある
水彩専用紙もあるらしいのですが、
たくさん練習したいなら
できるだけ単価の安い紙をたくさん使えると
ありがたいです♪
と、いうわけで
前回と全く同じ紙を
水張りパネル風にして使ってみました!
あくまで「パネル風」ですが
(*^^*)
水張りしてから描くと、
紙がピン!と張るので
水分たっぶりに濡らしても
紙がボコボコすることは無く
最後まで快適に描くことが出来ました♪
100均グッズで水張り♪ ダイソーさん購入品
まず、紙はこちら。
マルマン スケッチブックです。
そして、木製パネル代わりに使ってみたのはこちら。
版画制作用の板です。
100×148㎜という
ぴったりハガキサイズです。
白っぽいすべすべした板が2枚入っています。
110円でこれはかなりお買い得だと思います!
これ自体に下地材を塗って
直接アクリル絵の具などで描くのもいいかもしれませんね。
(*^^*)
このままだと
テープで貼る分の厚みが足りないかなと思い、
2枚を重ねて1つの厚い板にしてみました♪
木工用ボンドを使い
ずれないようにテープで仮止めしつつ、
辞書を重しにして1日以上乾かしました。
たったこれだけで、
即席水張り用パネルの完成です♪
ヾ(*´∀`*)ノ
紙を固定する用のマスキングテープと、
水を塗る用の刷毛。
今回はこちらの2点を使ってみました。
マスキングテープは板の裏側まで折り返すので、
幅が太めのものがいいです。
こちらの刷毛は、とても100円とは思えないくらい
柔らかくて良い刷毛でした♪
通常の水張りでは
専用の水張りテープを使うらしいのですが、
ものは試しということで。
はがきサイズに水張りができました!
いつもながら、白の上に白い物を置くという暴挙。
(;・∀・)
しっかりパネルっぽくなっていて、
いい感じでしょ???
(*´艸`*)
このスケッチブックの紙のサイズが、
はがきサイズに水張りをするのに
かなりジャストサイズなのです。
スケッチブックから1枚はずし
リング穴部分をカットするだけ。
1個上の写真を見ていただくと分かると思うのですが、
端を折り曲げた時、
板の半分ちょっとまでに紙が達するくらいです。
これくらいだと、板にも紙にもテープを固定できるので
とても貼りやすいです。
私自身、水張りは初めてやってみたことなので
あまり詳しい方法は解説できないですが。。。
(;^_^A
水張りの方法を検索してみると、
プロの方が解説してくださっている動画など
たくさん発見できると思います。
(俗に丸投げとも言う)
ざっくり言うと、
紙の裏面のみをまんべんなく濡らし、
しみ込んで紙がしんなりしてきたら
表に返し、
板にピタッと張り付ける!
って感じです。
ざっくりすぎますか???
(;・∀・)
マスキングテープでの代用なので、
少し接着力が弱いかもしれません。
特に、
紙とテープの接着面は、貼り付けたあと
さらにしっかり押さえて密着させておくのがいいですよ。
紙が乾くときに縮んで引っ張られるので、
テープが浮いてしまう場合があります。
板に対しては、
テープはしっかり付いていてくれました。
板の裏側までテープを折り込んでいるので、
剥がれにくくて安定感があります。
紙がピン!としてて描きやすい!
最後まで紙が凸凹することなく、
快適に描くことができました♪
上側に一部テープが浮きかけている部分がありましたが、
折り返しているからか、
それ以上引っ張られることも無く
紙の張りはしっかりキープできていました。
使用絵の具は前回と同様
ぺんてる エフ水彩をメインに使い、
白のみ、
ターナーアクリルガッシュのホワイトを使っています。
そのアクリルガッシュも
ネイルアート用に持っていたものですが、
絵の具をネイルに使う機会も減って
持て余していたものです。
完全に乾いた後は、
板との間にカッターを入れて切り離せば
ぴったりハガキサイズの作品の完成です!
ヾ(*´∀`*)ノ
はがきサイズ以外での水張り
もう少し大きめの紙に水張りしてみた時の記事は
こちらです。
A4スケッチブックの紙を
平たく簡易的に水張りした時のお話と、
100均素材でパネルの代用品を自作した時のお話です。
328×242㎜という、
F4より横に5㎜小さいくらいのパネルができました。
こちらの記事では
100均の木製トレイをパネル代わりにしたり、
MDFボードに平張りしたりしています。
水張りで失敗しないポイントについても書いています。
よかったら
合わせてお読みいただけると嬉しいです♪
(*^^*)
フレームに飾りたい場合、余白をとりましょう
で、
はがきサイズにカットしようとしたものの。。。
試し描きなので最初は飾る気もなくて
何も考えてなかったのですが、
意外と気に入ったので
飾りたくなってしまいました。
(*´艸`*)
ひたすら行き当たりばったり。。。
はがきサイズぎりぎりの端っこまで描いてしまったので、
はがき用フレームに入れると
せっかく描いた部分が一部隠れてしまうんですね
(;^_^A
フレームに入れたい場合は、
周囲に4~5㎜程度に余白が出来るように
マスキングテープを貼ってから描くのがおすすめです。
外周が少し隠れてもいいかな~って場合は
そのままでもいいですが、
やっぱりせっかく描いた部分が
一部とはいえ隠れちゃうのは残念かなぁと思うので。。。
で、結局、
カットせずにそっとパネルから外し、
描いた部分がギリギリまで全部見えるように
飾ってみましたよ♪
※クリア板は反射するので撮影時は外しています。
110円のフレームですが、
マットを付けるとかなりグレードアップした感じです♪
またしても100均素材の自作マットですよ。
(*^^*)
それについてはまた次回に!
おまけの独り言
ここからは本編に関係ないので、
読み飛ばしていただいても大丈夫です。
特に重めのお話が苦手な方は
スルーでお願いします。
今回は波の絵を描きました。
ただ単純に、
「きれいだなぁ」と思って
いろんなものを
とにかくたくさん描いてみて練習していくつもりで、
パッと選んでパッと描いてみた感じ。
でも描き終わって額装までしてから、
震災に関する報道を見るたびに
胸が痛みました。
海を見るのすら辛いという方や、
水の画像や映像をみるのも怖いという方も、
もしかしたらたくさんいるのかもしれない
と、思いました。
私自身は、
絵を描きたいと思うようになってからは
何を見ても
「きれいだなぁ~」って呟くのが
ほぼ口癖のようになっていました。
どんな天気の日でも
雲はきれいで、
川も、木も草も、
きっと私では表現しきれないくらいに
すべてが美しい。
目に入るものに対して、
「きれいだなぁ~」って
単純に感動できるということは、
実はとてもありがたいことなのだと思いました。
言葉をたくさん並べても
薄っぺらくなりそうなので
長くは書かないでおきますね。
ただただ、
この世のすべてのひとにとって
「この世界は素晴らしい」
と
感じられる世の中でありますように。
無力ながら、
そう願っています。
少しでも参考になる部分があれば幸いです。
ではまた♪
(^_^)/