以前も立方体や球体に関する記事を書いていますが、
最近やってみて面白かった描き方があるので
ちょっとご紹介したいと思います。
(*^^*)
「面の向き」を意識してみました
最近は人物を描く練習を中心にやっているのですが、
いくら描いても特に顔が綺麗に描けなくて
ずっとモヤモヤしています。
(;・∀・)
なんだか、鼻が歪んでる? とか
目の向きがおかしい? とか、
そもそも頭も全身もフォルムがおかしい? とか。
どうやったら歪まずに描けるのか、
何故歪んで見えるのか……。
ひたすら考えてみたら、
やっぱり
基本的に物を立体としてとらえる力が
まだまだ足りないのかな、
と思った訳です。
あたりを取ってから描いていても、
そもそも
そのあたり自体がちゃんと描けてないんですよね。
(;・∀・)
と、いうわけで
立方体で練習してみました。
ちょっとパースがキツめになるように立方体を描いて、
その「それぞれの面がどの方向を向いているか」
を把握するための練習です。
まず立方体を描いたら、
面に対角線と等分線を引いて、
面の中心から面の向きを示す矢印を描き込みます。
立方体を描くだけでも練習になりますが、
これをやると
パースの感覚も意識できるし、
等分する練習にもなるし、
何より立方体だけよりもずっと
空間を感じる仕上上がりになると思います。
描き方はこんな感じです。
↓
①立方体を描く。
②面(上図ではグレーに塗った面)に対して
垂直に接している辺を延長してパースを把握する。
③面の中心を出す。
④その中心位置から、パースに合う方向に矢印を引く。
⑤ほかの面も同じように描く。
という感じです。
ヾ(*´∀`*)ノ
これめっちゃ楽しいです♪
消失点までは線を引けなくても、
向きに違和感が無いように線が引けたらOK♪
それもまた練習の一環ですね。
2つ前の画像は、
コピー用紙にシャープペンでフリーハンドで描いた物です。
定規も一切使っていないのですが
画像として改めて見てみたら……、
「本当にフリーハンド?」って
自分で思ってしまいました(笑)
自分で言うのもなんですが、
なかなか良いのでは?
(*´艸`*)
(本当に自分で言うなよ、って話)
なかなか、上手くなっているという実感は持てなくて
モヤモヤしがちですが……。
こうして見ると、
地味にでも基礎力は付いてきてるのかな?
という気がします。
(*^^*)
球体にも「面」を意識してみよう!
以前、球体に等分線を引いて眼球の参考にする
という記事を書きましたが、
眼球もなかなか納得いくように描けなくて、
実はずっとモヤモヤしていました。
(;・∀・)
でも、「面を意識する」と考えて
気付いた事があります。
それは、「球体の中の断面」も意識するという事です。
↑ここまでは、前に書いた球体に関する記事でも同じです。
ですが、人物の目を描こうとすると、
球体の表面にある線を意識するだけでは
納得のいく瞳を描く事が出来ないのです。
(;・∀・)
と、言うわけで
球体の中の断面も意識してみます。
目を描く場合、
顔の角度と向きをしっかり把握する事が大事です。
そしてその角度だと眼球はどの向きなのかを
把握しなければいけません。
今まで、球体の表面に円を描くつもりでいたから
気持ち悪い瞳しか描けなかったんだなと
最近ようやく気付きました。
上図のように
眼球の軸の向きを意識して、
その軸に対して平行になる断面があると想定し、
その面に円を描く、と意識すると
瞳の位置が自然に描けるような気がします。
(まだ自信をもって断言出来てはいないですが……)
(;・∀・)
練習も大事ですが、
早く作品として完成させられるようにならなければ
と思う今日この頃です。
(;・∀・)
少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。
ではまた♪
(^^)/