以前、石鹸のリバッチ(再形成)について
あれこれ書かせていただきました。
その中で、
抹茶石けんはリバッチに向かない
と書いているのですが、
この度
分量を変えて再挑戦してみたところ、
どうにか彫れるくらいの石鹸にはなったので
訂正させていただきます。
(*^^*)
マックスさんの抹茶石けん
135g3コ入り。
1個が結構大きいので彫りごたえがあります。
たっぷり彫れるので、
練習に使い倒してもいいサイズ感です。
以前にも載せていますが、
新しい状態のせっけんを彫ってみたのが
こちらになります。
ナイフの切れ味が悪かったり、
石鹸が少し固めの時は
削った表面が少し粉っぽくなることがあります。
表面を整えた後、
粉っぽさが少し気になったので
ラップに包み、
200Wの電子レンジに20秒かけてから彫りました。
そうしたらツルんと綺麗に彫ることが出来ましたよ♪
削りカスを再利用したい!
ナイフの替え刃を作ったときに、
切れ味を確かめるためにひたすら試し彫りをしました。
分厚い石鹸なので、
削った分の表面を切り落としたら、
またさらに彫ることができます。
試し彫りと練習に、
2個分を使い倒してしまいました。
(;・∀・)
せっかくの3コ入りを、
完成させたのが上記写真の1個分だけなんて
ちょっと淋しいので。。。
削りカスを粉にして、
リバッチしてみました。
一回目は
以前の記事にも書いた通り、
脆くて彫れない石鹸になりました。
失敗した時の分量は
・抹茶石けんの粉 90g
・水 36g(石鹸の約0.4倍)
・みりん 小さじ1.5杯(レンジ500wに1分かけたもの)
でした。
全然まとまっていない感じで、
持った部分が崩れてしまうくらい脆かったです。
「リバッチには使えないのかな?」
と、一度はあきらめたのですが。。。
135g2個分以上の粉があるので、
出来れば使えるとありがたいなと。。。
なので、
水分とみりんをさらに増やして
再挑戦してみました♪
どうにか彫れるレベルの石鹸が完成♪
全く同じデザインで彫ってみました。
ところどころ折れてはいますが、
どうにか完成まではたどり着きましたよ♪
あくまでも
「彫れる」
というより、
「どうにか彫れる」
というレベルですが。。。
(;・∀・)
よく見ると、
表面のボソボソ感が分かると思います。
刃を入れるたびに折れそうになるので、
かなりビクビクしながら彫りました。
(;・∀・)
それでも、
全く彫れずにどうにもならなかった時と比べれば
格段に違います♪
この時の分量はこちらです。
・抹茶石けんの粉 85g
・水 43g(石鹸の約0.5倍)
・みりん 大さじ1杯(レンジ500Wに2分かけたもの)
です。
型に詰めた後
型のまま密封して一晩おいておき、
その後
型から出して2日間乾燥させました。
以前のものより柔らかくなって、
まとまってくれた感じです。
まだちょっとパサパサ感はあるので、
「乾燥させすぎたリバッチ石鹸をしっとりさせる方法」
というのも試してみると
よりしっとりしていいかもしれません。
ひとくちに「石鹸」といっても、
成分や特徴が品によって違うので
まとまり具合や
必要な水分量は結構違ってくるようですね。
今回は水を0.5倍入れましたが、
次は0.6倍で試してみようかと思います。
(*^^*)
少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。
ではまた♪
(^_^)/