超極細擦筆(さっぴつ)の作り方♪

鉛筆デッサン

以前、擦筆(さっぴつ)をコピー用紙で手作りする記事を書きました。
擦筆の使い道や利点、作り方などについては
ぜひそちらの記事をご覧ください。
(*´▽`*)

今回は、その時の擦筆よりもさらに極細タイプの擦筆を作ります♪

ゼンタングルなどで細かい模様を描く時、
人物や石膏像の目元や髪の描写など、
「すっごくピンポイントでぼかしたい」
「描き加えた部分だけをなじませたい」
という場合にはかなり役立ちます!

またしても材料は手に入りやすい上にプチプラで出来ちゃうので、
ぜひ試してみてくださいね♪

かなり細い擦筆

「擦筆って、要は紙を圧縮したものなのね?」
って、何となくな知識ですが。。。(^^;

「じゃあ身近にある何か紙でできた硬いものないかな?」
と思ったら、ありました!

なんと、鉛筆の芯と変わらないくらい細いんです。
・・・もう分かりました?
(*´艸`*)

じゃーーん!!(≧▽≦)
綿棒の軸です♪

作り方

作り方、、、というほどの事でもないのですが
(^^;

綿の部分をむしり取り、カッターで削りました。
目の細かいやすりで整えて、コピー用紙に擦り付けて表面をなじませてあります。

安くて数が多い綿棒はPP軸のものも多いですが、
パッケージを見て軸の材質を確認してみてください。
紙軸であれば使えますよ♪

で、この状態だけでも十分使えるのですが、
ちょっと見た目が寂しいし、
細すぎて持ちづらいので、こうしました♪

ボールペンからインク軸を抜いて、
代わりに綿棒軸の擦筆を挿し込むだけです!
びっくりするくらいジャストフィット!!

私が使ったのはゲルインキのラメペンですが、
普通の油性ボールペンの軸で試しても、
同じくピッタリでした♪

もし使い切ったボールペンや
全然使わないけど捨てられずにいるペンなどがあれば、
ぜひ試してみてください。

使用感

試しに、目の部分を意識して
3~4センチくらいの小さなパーツを描いてみました。
これを極細擦筆でぼかしてみます。

上は、小さくたたんだティッシュで擦ったもの。
下が、極細擦筆で擦ったものです。

ティッシュだと、小さくたたんでもどうしても周りにはみ出してしまいます。
極細擦筆だど、多少はみ出したものの、最小限で済んでいます。紙の凸凹による鉛筆のざらつきも抑えられていますね。

形状がペンと変わらないので(っていうか、ペンだから)、
描くように狙ったところを擦れます。
持ちやすくて扱いやすいですよ♪


使用する際の注意事項
硬い材質なので、好みのぼかし方ができるかまずは試してみてください。
ピンポイントで力が加わりやすいので、あまり強く押し当てずに使ってください。
紙を傷付ける恐れもあるので、
いきなり本番の作品に使う事は避けてください。
力の入れ具合、擦り具合など、必ず試してから描画時にお使いください。


いかがでしたか?
(*´▽`*)

あるととっても便利な超極細擦筆♪
よかったら試してみてください。

ではまた♪
(^^)/

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