ド素人が300円スピーカーの改造を試みた、
という記録です。
始めましての方は
前回の記事からご覧いただけると嬉しいです。
(*^^*)
スピーカーボックス作りについてのあれこれ・続き
6㎜のMDFボードだと薄いので、
裏からネジ留めすると
表側にネジの先端が出てしまいます。
MDFを2重にするとしたら
また穴を開けなきゃいけなくなるので
(;・∀・)
プラバンで
厚み増しのための座金もどきを作ってみました♪
左が焼く前、右が焼いた後です。
ダイソーさんの
B4サイズ(0.3㎜厚)のプラバンを使いました。
クラフトパンチ(丸)で穴を開けてから、
その周りに25㎜サイズの円を描いてカット。
※クラフトパンチはあくまでも紙用なので、
開けるのがちょっと大変な上、壊れる可能性もあります。
プラバンの焼き方などについては、
こちらの記事をどうぞ♪
ネジ穴ぴったりとまではいきませんが、
厚み増しの用途は十分にクリアできましたよ♪
箱の中を2つに分けてみました
桐箱の底にあたる部分は
かなり薄めの板だったので、
9㎜厚の杉板を
サイズに合わせて貼り付けておきました。
箱の内部には
MDFボードで仕切り板を入れてみました。
こうすれば、箱は1個でも
小さい箱が2つ並んでるのと同じかなぁ、と。
再びエポキシボンドで隙間埋めをしてあります。
なんとなく、
左右の音がごっちゃにならない方がいいんじゃないかなぁ?
と思ったのでこうしてみました。
正解かどうかは分からないのですが。
(;・∀・)
写真撮り忘れましたが、
その真ん中の板にだけ、
吸音材代わりにフェルトを貼りました。
奥やその他の部分は何も貼らずにそのままです。
オーディオケーブルで最大の失敗!
スピーカーコードと電源のコードは
元々付いてたのを使ったのですが、
音声入力用のコードだけ、取り替えることにしました。
元々付いていた3.5㎜プラグが、
どう見ても傾いていたので。
(;・∀・)
とことん作りが雑なものを引いてしまったようですね。
ダイソーさんで売っているAUXコードを使ってみました。
余談ですが、
これ、何年も使わずに眠っていたものなので
「もう使わないからいいだろう」
と片方のプラグを切り落として、
中の線を観察とかしてたんです。
そしたら何故かその翌日くらいに旦那が突然、
「両方がイヤホンジャックになってるみたいな線、
持ってない?」
と聞いてきました。
「最近まで持ってたけど、分解したわ」
と言ったら
「えぇ!?」
って言われました。
(*´艸`*)
娘には、
「持ってたけど捨てちゃった~
ならありそうだけど、
分解したわ~は、なかなか聞かない」
と言われましたよ(笑)
オーディオケーブル、どの色が右?左?
ダイソーさんのAUXコード、
中身はこんな感じでした。
「イヤホンケーブル 色」
で検索すると、
「赤が右、緑や青が左、銅色がGである場合が多い」
とありました。
AUXもイヤホンも同じだろう、と
安易にそう思い込んでしまいました。
実はそこそこ心配性なので、
ちゃんとデジタルテスターも用意してたんですよ。
どの色が、プラグのどこと繋がっているか、
導通チェックをすれば分かるはずなんです。
。。。
なのに、
導通チェックしたつもりなのに間違えました。
(;・∀・)
導通チェックしたのに間違えた!なぜ???
3極のイヤホン、ヘッドフォンの3.5㎜プラグの場合、
真ん中が右音声の入力らしいです。
デジタルテスターを導通チェックモードで準備して、
2本のピンを、
コードの端とプラグとにそれぞれ当てると、
どの色のコードと、プラグのどの位置とがつながっているのか分かります。
最悪なことに、
私が最初に「イヤホンジャック接続位置」で検索して
見たページでは、
「プラグの先端が右」って書いてる人がいたのです。。。
その間違ったインプットのまま
導通チェックを行ったので、
私が行ったチェックは全く無意味でした。。。
よくよく調べ直したら、
最初にみたその人以外、、、
ちゃんと「真ん中が右」って書いてありました。。。
情報はよく確認してから利用しないといけませんね。
(;・∀・)
しかもダイソーさんのAUXコードは、
緑が右だったのです!
(;・∀・)
二重の間違った思い込みのまま、
無知な超初心者が導通チェックをした結果、
「先端と赤が導通してるから、
やっぱり赤が右ね!」
※まちがいですよ!!
・・・という間違った結果が導き出されてしまいました。
(;・∀・)
と、いうわけで、
アンプボードのRに赤を、
Lに緑を、銅色の線をGに接続してしまいました。
。。。で、
接続しちゃってから、
本当にこれでよかったんかな?
とあれこれ検索してみたら、
「赤が右じゃないものもまれにある」と。。。
(;・∀・)
そしてようやく間違いに気付いたのでした。
アンプボード外出しが大正解!
↑これは新しく接続し直した方のアンプ基盤です。
上手だとは言い切れませんが、
なんとか接続できました♪
左右の間違いに気付いたのは、
正面のMDFボードを完全に接着して、
「完成~!」
って思ってたその後だったんです。。。
でもアンプを外に出して仕上げておいたおかげで、
簡単に取り換えることが出来ました。
予備もあったしね!!
ヾ(*´∀`*)ノ
もし中に入れ込んだ状態で仕上げてたら、
もう取り出せないし
間違いに気付いたら
さぞかし絶望的な気分になっていたことでしょう。。。
グッジョブ!
数日前の私!!
(*´艸`*)
もしかしたらアンプ付け替えるかもしれないしなぁ~
と、なんとなくそうしたのですが、
このことを予見していたのかもしれません。
(笑)
とりあえずコードの端を切って新しい基盤と変えたので
失敗した方は放置中ですが、
残ったコードを綺麗に外せるか
今度試してみようと思います。
最初のものより
はんだ付けも少しだけ綺麗になった気がするので、
むしろ良かったかもしれません。
(*´艸`*)
思いのほか銅線が出てしまった電源コードが
くねって危なそうなので
根元に絶縁テープを巻きました。
ネジなどを小分けするためのプラケースに
カッターで切り込みを入れて、
抜け防止にコードに絶縁テープを巻いて
フィットさせてあります。
はんだ付けは基盤の裏!? やり直し再び。。。
数日後、
電源に接続したときの
「ブーン」という音がかなり大きくなってきました。
接続不良かも???
(;・∀・)
根元の銅線ひょろひょろだったので、
動かすうちに傷んできたのかもしれません。。。
初心者すぎて知らなかったのですが、
ケーブルは基盤の表から挿して
裏ではんだ付けするのが良いらしいです。
(;・∀・)
もとの基盤が表に付けてあったので、
同じ感じでいいのかな~と思ってたら
失敗でした。
基盤の穴からはんだが裏まで流れ込んでいれば
接続はできていたのかもしれませんが、
ちょっと危ういですね。
と、いうわけで
同じ基盤で
はんだを溶かして除去したのち、
裏に銅線が出るようにして
はんだ付けをし直しました。
初心者には
はんだ吸い取り線は必須かもしれません。
いつのまにか基盤に傷がついてましたが、
特に問題はなさそうなので大丈夫、、、
たぶん。(;・∀・)
扱いが雑すぎるのね。
電源をつなぐと
多少「ブーン」という音はしますが、
音声プラグをスマホに挿して数秒すると止まります。
これでようやく、
雑音も「ブーン」音も
気にせず使えるようになり、
今度こそ完成です♪
ヾ(*´∀`*)ノ
イヤホンケーブルは中身も絶縁されている?
ちょっと逆戻りしますが、
イヤホン、ヘッドホン、AUXなどのコードは、
一番外側の被膜を剥いでも
中の線もそれぞれ絶縁されているらしいです。
そのままはんだ付けしても
接続状態にはなりません。
導通チェックしても、
この状態のままではピンを当てても
ブザーはなりません。
透明に見えますが、
絶縁素材の被膜で包まれています。
先端の被膜を熱で溶かすと、
テスターで導通が確認できました。
はんだごての熱で溶かすか、
ライターであぶるといいらしいです。
私ははんだごてでは綺麗に溶かせなかったので
ライターであぶりました。
火の先端をサッと当てるだけでOKです。
すぐに被膜が溶けて銅線の色になりました。
※被膜が溶ける時に出る気体を吸い込まないように
ご注意ください。
改造スピーカー完成!
紆余曲折あって、
どうにか完成にこぎつけました♪
ヾ(*´∀`*)ノ
道のりが険しかった分、
完成品への愛着が半端ないです♪
なんかもう見た目も可愛く見えてきました。
↑上の写真なんてもう
上目遣いのお目目に見えます。
(*´艸`*)
まつ毛描きたいわ~。
スマホにつないで曲をかけてみて…
感動しました!!!
ヾ(*´∀`*)ノ
めっっっちゃ良いです!!!
感動!!!
ヾ(*´∀`*)ノ
音量もしっかり!!!
なんせ最初の状態があまりにもショボかったので、
もう完全に別物の
別次元です!
(*´艸`*)
しつこく粘ってみて本当によかった~♪♪
ちなみに、
改造を実行する前に
「ダイソー300円スピーカー 音量」
で検索したら、
何年か前に私が描いたブログが出てきて
ズッコケそうになりました。
スピーカーの音が出る部分に
底を抜いた紙コップを貼る、
というふざけた内容です(笑)
「こんな記事
改造したい人に見せたらダメやろ!」
って思いました。
↑自分で書いておいて何を言う。
(;・∀・)
なにはともあれ、
なんだかんだ予算オーバーしつつも、
うんと楽しんだ挙句
お気に入りのスピーカーが手に入ったという事で、
万事OKです♪
ヾ(*´∀`*)ノ
せっかくはんだごてを購入したので、
他の事もいろいろ挑戦してみたいなぁと思います♪
少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。
ではまた♪
(^_^)/