今回は曼荼羅アートについて
ご紹介させていただきます♪
(*^^*)
美しい作品を眺めたり、
描いている方の動画を眺めているだけでも
十分癒されるのですが、
やっぱり自分自身で描いてみた方が
断然楽しいです!!
ヾ(*´∀`*)ノ
記事後半では、コンパスが無くても
家にあるものを利用して円を描いていく
方法について、
工程ごとの写真とともに載せていますので、
最後までお付き合いいただけると
嬉しいです♪
目次から
お好きな項目へ飛ぶこともできますので、
読みたい部分からお読みくださいね。
(*^^*)
曼荼羅アートとは?
mandalaとは、もとはサンスクリット語で
「円」や「まるいもの」いう意味をあらわす
言葉に由来します。
「曼荼羅」というと、
密教の経典に基づき
神仏が集会する図を描いたもので、
その形や配置はそれぞれ意味を持っています。
ですが、
「曼荼羅アート」というと、
宗教に関係なく自由に楽しめるアート
として、世界中で楽しまれています。
「これが正解!」という決まり事もなく、
心の赴くままに描いていくことで
癒しやストレス解消にも役立ちます。
紙とペンさえあれば挑戦できるので、
本当にとっても気軽なアートですよ♪
作品例
こちらはA4ケント紙にミリペンで描いたものです。
コンパスの円と等分線だけを下書きし、
あとは自由に隙間を埋めていく感じです。
ランダムな配置も自由さがありますね。
こちらは、100均のハガキホルダーに
パステルカラーボールペンで描きました。
お手持ちのノートや小物などに描くのも
おしゃれに楽しめますよ♪
こちらは90mm四方の小さいサイズで描いたものを
自作のフレームに入れてあります。
小さいのなら気軽に挑戦できるので、
カラフルにたくさん飾るのも素敵ですよ♪
パステルアートで描く曼荼羅フラワーも
複雑そうですが意外と簡単に描けちゃいます。
(*^^*)
曼荼羅アートの効果
私自身、
無心で、ただ黙々と
ひたすら線を引き続けていると、
頭の中が空っぽになる感じで、
描き終えたあとには
「集中してた!!」
っていう充実感をかなり持てます。
ざっくりと
「癒される」、「集中できる」というのは
良く耳にしますが、
具体的にどういう効果があるのか
などなど、
気になる部分をお話ししていこうと思います。
(*´▽`*)
癒し・リラックス効果
右脳が優位な方が芸術性が高い
なんて、聞いたことがありませんか?
左脳は「言語脳」とも言われ、
言語・計算・分析など論理的思考を行います。
日常的に使われ続けるため、
左脳が活発な状態では交感神経が優位になり、
ストレスや疲れを感じやすくなります。
逆に、
右脳は「芸術脳」とも言われ、
感覚的、直観的な思考に優れ、
色・音など
イメージで記憶する能力に長けています。
立体や空間を認識する力が高いのも右脳の方です。
絵を描くのが上手な人が右脳派だと言われるのは
そういった理由からですね。
「絵を描く」という行為自体が右脳優位になりやすく、
副交感神経が優位になることで
リラックス効果が期待できます。
曼荼羅アートは
理屈抜きで思うままに描いていくので、
没頭することによって
左脳が休まり、ストレス解消にも繋がります。
「上手に描く」ことを目的とせず、
「楽しんで描く」ことが出来れば
それだけでも十分癒し効果があります。
そして、描き上がったものを自分で眺めて、
上手であってもそうでなくても
「これでいい!」
と感じることで、
自分自身を受け入れていく感覚が養われ、
癒しに繋がっていきます。
自己発見・カラーセラピー
曼荼羅アートには
「これが正解!」という決まりも無いため、
直観的に色を選んで、
どんどん好きな形に描き進めていきます。
そうして何枚か描くうちに、
ほとんど無意識に描いていても
自分の選ぶ色やデザインに
いくつかの傾向がみられるようになります。
「なんだかこの色ばっかり使っているな」
とか、
「こういう色合いが好き」
「こういうパターンの形が好き」
など、
今まで自分でも気付いていなかった部分に
気付くこともあります。
「気になる色」というのは
同じ人でもその時々で変化するもので、
「どういう色を選びがちか」
という点から
今の自分の心の在り方を探ることもできます。
色の持つ意味に興味がある方は、
カラーセラピーの本などで調べてみるのも
楽しいですよ♪
表現力・美的センスの向上
頭で考えたことではなく、
心で感じたままに描くことを繰り返すうち、
自分の内面にあるものを表に出す
という行為が身についてきます。
絵を描くことだけにとどまらず、
「自分を表現する」ということは
どんな場面でも大事ですよね。
入試や就職活動、
普段からの人間関係においても、
必須なスキルではないでしょうか。
そして、経験の積み重ねによって
いろんな色使いや構図が身に付き、
美的センス、芸術的感覚が研ぎ澄まされていきます。
集中力の向上
じっくり時間をかけて曼荼羅アートを描いていくことで、
「頭を空っぽにして描くことに集中する」
という行為に慣れていきます。
集中していればしているほど、
描き終えた後は
「楽しかった!」
「もっと描きたい!」
と、脳がワクワクした状態になります。
その状態が脳の前頭葉を刺激して、
集中力を養ってくれます。
集中する力を身に付けることが出来れば、
曼荼羅アートを描くときに限らず
いろんな場面で
その集中力をおおいに発揮できるようになります。
曼荼羅アートの描き方
こちらは100均で購入した色画用紙と水性ペンで描いています。
なんと、
コンパスも分度器も使っていません!!
ヾ(*´∀`*)ノ
今回は
こちら描いていく様子を見ていただこうと思います。
先ほども書いていますが、
上手に描くことが目的ではないのです!
「夢中になれる時間を持つ」ということが何よりも大事!
ヾ(*´∀`*)ノ
「これが正解!」というのも無く、
「こうなると失敗!」ということもありません!
あまり気負わず、
まずは
楽しんで描いてみてもらえたらうれしいです♪
曼荼羅アートは紙とペンさえあればOK!
使用したのは
・暖色系色画用紙(写真下)
・水性マーカー
どちらもダイソーさんです。
紙もペンも、ご自身が描きやすいものなら
なんでもOKです♪
その他、
・ハサミ
・定規
・コピー用紙または薄めの紙 1枚
も使います。
おそらく大抵おうちにあるのではないかなと思います。
定規は最悪、厚紙でもなんでもOK。
線さえ引ければ大丈夫です。
(*^^*)
コンパスを使わずに丸い型紙を作る
まずは、
おうちにある丸いものを探しましょう。
丸い物なら何でもあり♪
色画用紙のサイズからみて、
このミニどんぶりがピッタリでした!
これに決定♪
色画用紙とは別の薄い紙(コピー用紙程度)に
シャープペンシルで器を型取りし、
印通りに丸くカットします。
※ペンで描くと器にインクが付いてしまうので
使わないでくださいね!
シャープペンシルでも黒い線が付きますが、
後で消しゴムで消してから
キレイに洗ってください。
(;^_^A
それを、
半分…半分…、と折り目を付け、
16等分になるよう印をつけます。
中心あたりにも小さ目の円を使いたいので、
手ごろな丸いもので
別サイズの円型紙も作ります。
上写真では、
小さい方がペットボトルのキャップ、
中くらいのが小物入れのフタを
使っています。
小さい方2つは
4等分の印だけで大丈夫です。
下書きのガイド線を引く
色画用紙のタテ・ヨコそれぞれに
中心線を引きます。
シャープペンシルで薄く描いてください。
下書きの線は後で消しゴムで消しますが、
黒ペン以外の時は
消しても微かに残ってしまうことがあるので
ごく薄くにしておくのがおススメです。
中心が合うように型紙を置き、
印をつけます。
円の印と、等分の位置に
印を付けてください。
円の中心を通るように印同士をつなぎ、
16等分の線を引きます。
中・小の型紙も同じように中心を合わせ、
丸く線を引きます。
これで下書きの線はできました!
中心から描き始める
まずは中心に小さな円を描いて、
花びらを8枚描きました。
この時点では花びらの細さもバラバラで、
あまり整ってはいませんね。
(;^_^A
でも大丈夫!!
カーブが足りない部分に厚みを足して、
線を太くしたら
こんな感じで整えることが出来ますよ♪
間に丸い花びらを描いて、
花芯の線も入れました。
次の段で、
蓮の花びらみたいな形を描いて、
その中にも模様を描いていきます。
1本の線で丸い線をブレずに描くのは
とても難しいので、
小さな円を並べて大きな円にしました。
外周まではまだ距離がありますね。
もう1個型紙を作るのも面倒で、
外周の円から同じ距離の位置に
印を付けました。
(見えますか???)
その印と、
隣の線の根元をカーブで繋ぎました。
先ほどの線の先から、
隣の線に向かって斜めに線を引くと
ずらした感じの花びらになります。
…で、
なんだかんだで、
(急に、はしょります)
(;^_^A
こうなりました♪
(*´▽`*)
ここでコーヒーでも飲んで休憩して、
ペンが完全に乾いたのを確認してから
消しゴムをかけます。
消しゴムは小刻みに、
そっと丁寧にかけてくださいね。
ここまできて
紙がグシャ!ってなっちゃったら
かなり脱力しちゃいますよ~~~
(;・∀・)
そして、出来上がったら
小さくサインも入れちゃいましょう♪
と、いうわけで♪
完成です!!
ヾ(*´∀`*)ノ
普段から、いろんな国の装飾模様や
仏教画、壁紙、食器など、
「素敵~!」
って思う柄や模様を探してみるのも
参考になるので面白いですよ♪
歪んだ線を修正する方法
途中でもチラッと書きましたが、
「描いた線が思うようなラインとはズレちゃった~」
という時でも、
違和感なく修正することが出来ます。
↓ちょっと極端なラインですが、
カーブの出っ張り具合が
左右アンバランスだな~~
って感じになったら、
カーブが足りていない部分に
厚みを描き足して、
太いラインにしていけば、
整った形になっちゃいます!
それでもダメなら、
塗りつぶしちゃってもOKです♪
私が描いたものも、
やたら線が太い箇所があったり、
塗りつぶし箇所も結構あったり。
(*´艸`*)
でも、
それも味として生きてくるんです!!
色の濃い部分と、線が細い部分との
両方ある方が、
メリハリが利いて
引き締まった感じの絵になります!!
(↑決して言い訳ではございません♪)
(*´艸`*)
どんなものでも失敗じゃない!
技術的なこと以外で、
最大のコツといえば、
「どんなものでも失敗じゃない!!」
って決めて描くこと!!!
ヾ(*´∀`*)ノ
前半でも書きましたが、
自分の描いたものを受け入れていく、
って事も、
癒しに繋がるのです。
(*´▽`*)
「正解が無ければ、失敗も無い!!」
それがアート!!!
…たぶん!!!
(笑*´▽`*)
もちろんコンパスで下書きしてもOK♪
今回使ったような下書き線は、
もちろんコンパスと分度器を使っても
描くことが出来ます。
もし、もっとキレイに丸を描きたいな~
と思ったら、
おすすめはコレです。
ダイソーさんの、鉛筆を挿して使うタイプの
コンパスです。
このコンパス、
今回も使った水性マーカーにも使えます♪
なので、
ペンを使ってきれいな円を描けますよ♪
描くときは、
コンパスを動かすよりも
紙全体を回す感じで線を引く方が
失敗しにくいです♪
いかかでしたか?
(*´▽`*)
特別な道具を揃えなくても、
お手軽に始められる曼荼羅アート♪
よかったらチャレンジしてみてくださいね。
(*^^*)
少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。
ではまた♪
(^^)/