曼荼羅アート・コンパスを使った基本的な作図の方法

曼荼羅アート

以前、コンパスを使わずに下書きの線を入れる方法について書きました。
今回は、コンパスと定規を使った作図の基本的な例をいくつかご紹介したいと思います。
(*^^*)

コンパス無しでの描き方の時は、
放射状の等分線を引き、同心円をいくつか描いた状態を下絵としました。


今回は、コンパスと定規だけで作図していく方法です。
模様の描き込み方次第で
同じ下絵を使ってもいろんなパターンの曼荼羅アートを描くことが出来るので、
ぜひ基本の作図を覚えて、いくつも描いてみてくださいね♪
(*´▽`*)

曼荼羅アート・基本の作図方法

横中心線から描き始める場合

画像では分かりやすいように色を分けていますが、
実際にはコンパスについたシャープペンや鉛筆で描いてください。

仕上げたいおおよそのサイズ(下の図では黒円)を決めてから、
その直径を4分の1にしたサイズを半径として
円を描いていきます。

はがきサイズ用紙なら、半径は20ミリくらい。
90㎜角用紙なら、半径は15ミリくらいで描くのがおススメです。


1. 用紙の横方向に中心線を引き、中心に印を付ける。
2. 中心に円を描く。(黄)
3. 中心線と最初の円の交点を中心として、左右に同サイズの円を描く。(青)
4. 最初の円と左右の円との交点を中心として、同サイズの円を4つ描く。(緑)
5. 全体を囲むサイズの円を描く。(黒)

(5.は無くてもいいし、2~3ミリ離れた外側に引いてもOKです)

この下絵を使った作例はこんな感じです。↓

90㎜角用紙に
半径15ミリの円、外側は半径3.2㎜の円で下絵を入れて描きました。
仕上げに、中心にガラスストーンなどを貼ると素敵ですよ♪


さらにもう少し発展して、


円の中心同士をつなげて延長線を引くと、
分度器が無くても等分線を引くことが出来ます。

円だけのままでも良いのですが、
少し線を修正するとお花の形にもなります。

↑こちらの左側(白い絵)が上記の方法で下絵を入れたものです。

縦中心線から描き始める場合

向きが違うだけで、手順は同じです。
同じ作図でも向きを変えるとまた雰囲気が変わってきますね。
(*´▽`*)

対角線から描き始める場合

長方形の用紙の場合、測って中心を決めてから描き始めます。
用紙が正方形の場合は
対角線を引くだけで中心の位置を決められますよ♪
(*^^*)
円のサイズは上記の方法と同じです。

1. 用紙の角同士をつなぎ、対角線を引く。
2. 中心に円を描く。(黄)
3. 最初の円と対角線との交点を中心として、同サイズの円を描く。(青・緑)

ここまででも下絵として使えますが、
もう少し描き込みます。

周り4つの円の交点と、用紙中心の点をつなぐと
等分線を追加できます。

最初の円と、縦・横の線との交点を中心として
同サイズの円を4つ描きます。(赤)

このままでも良いし、全体を囲む円を描いても良いですね。
少し上に戻った写真では、右側(紫系)の絵がこの下絵を使っています。

まとめ

長方形の用紙の場合、横または縦の中心線を基準に描き始めます。
正方形の用紙の場合、対角線を引いて中心を決めます。

線や円の交点を中心にした円を増やしていくと、
いろんなパターンのデザインへと展開できます。

今回載せたパターンを、用紙に合わせて全体を大きくしてもいいですし、
さらに周りに円を加えていってどんどん大きくしていくのも良いです。
(*^^*)

今回載せたのはあくまでも例にすぎません。
「これが正解!」というものは無いので、
思うがままに円を増やしていって自由に描いていくのも楽しいですよ♪

初めての方は、
ハガキや90㎜角くらいの小さなサイズから描いてみるのがおススメです♪

「上手く描く」ことよりも、
「楽しんで描く」ことを目標に。

気に入ったものが描けたら、
フレームも自作しちゃうとさらに楽しいですよ♪

よかったら是非チャレンジしてみてください。
(*´▽`*)

ではまた♪
(^^)/


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