パステルアートの描き方♪基本のお花編その2

パステルアート

今回は、
「パステルアートの描き方♪基本のお花編その1」の続きになります。

前回は
グラデーションに色を塗り、1段目の花びらを6枚描くところまで進みました。
ではさっそく、続きを描いていきましょう♪
(*^^*)


パステルアートの描き方・「基本のお花」後編

2段目の花びらを描く

1段目の外側に、2段目の花びらを描いていきます。
1段目と同じく花びら下端は用紙中心に合わせますが、
型紙のたて線は、今度は赤い線に合わせます
1段目で描いた花びらと花びらのちょうど間に、2段目の花びらがきます。

2段目では、花びら全部は消さずに
1段目の花びらより外側だけを消します。
1段目と同様、
ノック型消しゴム→練りゴム→ぼかす、の順です。

狭い部分なので、指より綿棒の方がぼかしやすいです。

型紙をはずすとこんな感じです。
2段目の花びらが1枚描けました。

同じように、
花びらの下端はすべて用紙中心に合わせ、
型紙のたて線は赤い線に合わせて、2段目の花びらを6枚分描きます。
これで、お花部分は完成です♪

周りに、ランダムに丸を入れます。
円型紙を使い、ノック型消しゴムで消します。
しっかり消しても、濃淡をつけて消してもいいですよ♪

私はいつも、描き終わったら
使用色と使用用紙をメモして一緒に写真を撮っておきます。
ノートに記録するよりずっと楽で分かりやすいです♪

定着スプレーをかける

描き終わったら、台紙に貼り付けたままの状態で定着スプレーをかけます。
パステルは紙の表面に粉が乗っている状態なので
そのままではこすれて消えたり汚れたりしてしまいます。
それを防ぐため、定着液をスプレーしてコーティングします。

パステル専用のフィキサチーフもありますが、
私は普段「ケープ 3D  エクストラキープ」で代用しています。
※画用紙にパステルで描いたものには不向きです。

使う時の注意点としては、
「1度に大量に吹きかけないこと!」
これはかなり大事です!!

描き終わった紙を立てて持ち、
30~40㎝ほど離れた位置から吹きかけます。
真上から缶を横にしてかけると、液が垂れたり1カ所に溜まったりしやすいので、
スプレーは縦向きで使うのがいいです。
そうするとまんべんなくふわっとかけることができます。

そして、
1秒かけたら5秒以上乾かす、を2~3度繰り返します。
何秒も続けてかけていると、液がたっぷり過ぎて
パステルを溶かしてしまいます。
かけすぎるとせっかく描いた色が変わってしまうので注意しましょう。

ケープでコーティングした状態です。
テカりもなく、自然な仕上がり。
触れても粉は落ちません♪
※強く擦ると落ちますので、コーティングした後も丁寧に扱ってくださいね。

コーティングが乾いたら、
中心の印の上に白ボールペンで点を描きます。
印が消えてしまって目立たないならそのままで良い場合もありますが、
印っぽさが残るより、白い点を描くか、デコ用ストーンを貼るのがおすすめです。

テープの縁にパステルの粉が溜まっていることがあるので、
爪楊枝でやさしく払います。
強くは当てずに、テープに沿って爪楊枝をそっと滑らせる感じです。
向きを変え、手前に引くようにすると真っ直ぐ払いやすいです。
せっかく描いた画面に傷をつけないように、
ブレずに真っすぐ払いやすい向きで行ってください。

1周払うと、こんな感じで粉が出ました。
ゴミ入れの上で落とすか、落ちにくい場合はコットンでやさしく払ってください。

マスキングテープをはがす

別の時の写真ですが、
マスキングテープは水平にスライドさせるように引くといいですよ。
上に持ち上げるように引くと紙が破れやすいです。
出来るだけ水平に近い角度で、ゆっくりやさしく引いてはがしましょう。

完成です♪
ヾ(*´∀`*)ノ

気に入ったのが出来たら、
フレームも手作りしてみると楽しいですよ♪




8枚花1段の場合

全く同じ花びら型紙を使用して、
8枚花を1段のみで描くとこんな形になります。
(ちょっと色が失敗だったかな~って感じですが。。。)
(;^_^A

2段目は面倒くさいかな~って方は、こちらもおすすめですよ♪

8分割台紙(9㎝角用)を使用しています。

こちらは今回のお花と少し形が違い、
花びらの先端側を丸めにして、下側を少しスリムにしています。

8枚花1段で完成にするなら、
こちらの方が存在感が出ますね。
(*^^*)


円形のグラデーションだけでなく、いろんな塗り方を試してみるのも楽しいです♪
上の作品は、
1色目をバッテンに塗って(サーモンピンク)、その隙間に2色目を塗り(あおみどり)、
その2色間の間にやまぶきいろを塗り、それぞれの境目をぼかす、という感じです。

9㎝角用紙を、パノラマサイズのフレームに並べてみました。
真ん中は縦のグラデーション、左は円形のグラデーションです。

この形の花びら型紙も、ダウンロードしてお使いいただけます。
印刷が可能な方はご活用ください。
無料ですよ(*^^*)
ハガキ1枚の中に2つ分型紙が入っています。
点線でカットしてご使用ください。

花N0.1用型紙・はがきサイズ

用紙設定はハガキサイズ、
拡大・縮小設定では必ず「実際のサイズ」または「既定」を選択してください。
あくまでも個人利用の範囲内でお願いいたします。


パステルアートで描くお花・ちょい足しアレンジ

こちらは花びらの形を描いた後、
花びらに細く筋を入れています。
ナミナミの窪んだ位置から、内側に向かってスッと引いて消します。
細い線で描くように消す場合は、
MONO ZERO(モノ ゼロ)がおすすめです。




こちらの型紙は、「型紙作り編その2」の記事からダウンロードできます。

このお花の場合、型紙を合わせる位置が今回とは少し違います。
花びらは型紙のたて線を台紙の黒い線に合わせます
細長い葉っぱのみ、赤い線に合わせます
そして、花びら小と大の下端を用紙中心に合わせてそれぞれ6枚ずつ描いたのち、
それ以降は、型紙の切り取り線とたて線が交わる位置を用紙中心に合わせて描いていきます。


150mm角アートを飾れるフレームの作り方はこちらから♪


こちらは、丸以外にもお花の周りや上に、キラキラを入れてあります。
お好みのサイズで、十字形に切り込みを入れた型紙を用意すればOKです♪
消す時は小刻みに、十字の真ん中が壊れやすいので慎重に消しましょう。

薔薇自体は、今回よりも少し複雑な描き方になります。
いつか載せられるといいのですが。。。
どうかな???
(;^_^A


まとめ

基本的な描き方を覚えたら、
色を変えたり、サイズを変えたり、段数を増やしたりといろいろアレンジできます。
オリジナルの型紙もどんどん作ってみてくださいね♪

今回書いた説明が正解なわけでもなく、
いろんなやり方があるとは思います。
私自身はこんな感じで描いてますが、ご自身のやりやすいように
描き方を変えていっても全然OKです。

「楽しんで描けたら、それが正解♪」
(*´艸`*)



少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。


ではまた♪
(^^)/

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