前回は、
パステルアートでお花を描くために
毎回角度を測らなくて済む専用台紙を作りました。
今回は、
パステルアートでお花を描くための
花びら型紙の作り方について書いていきたいと思います。
(*^^*)
パステルアートで描くお花
今回はこのデザインに使用する型紙を作っていきます。
上は12分割台紙を使用し、6枚花を2段。
下は8分割台紙を使用し、8枚花を1段で描いています。
どちらも同じ花びらの型紙を使用しています。
パステルアートで描くお花「基本の花びら型紙」の作り方
必要なもの
型紙作りに使用するのは、
・コピー用紙 1~2枚(下書き用)
・最厚模造紙またはハガキ用紙(型紙用)
・コンパス
・ものさし
・鉛筆またはシャープペンシル
・カッターまたはアートナイフ
・カッティングボード
・はさみ
です。
コピー用紙に下書き
まずはコピー用紙を、実際に作品を描く紙と同じサイズにカットします。
今回は9㎝四方の正方形で作っていきます。
端から5mmの位置に線を引きます。ここより内側が実際に描く範囲になります。
縦・横に中心線を引き、
対角線同士も直線でつなぎます。
それぞれの直線上に、用紙中心から2㎝の位置を円の中心として
半径2㎝の円を8個描きます。
用紙中心を中心とした円を半径4㎝で描きます。
円同士が重なって木の葉型に見える部分があります。
そこを少し修正して、花びららしく見えるように整えます。
まずは、向かい合う木の葉型の先端同士を、用紙中心を通る直線でつなぎます。
少しだけ先端を長く伸ばして、写真のように脇を凹ませると
元の形よりぐんとお花らしさが出ます♪
花びらの付け根から先端までの長さは約38mmくらいです。
大きな円が半径40mmなので、それより少し短くするくらいで大丈夫です。
40mmまで花びらを伸ばしてしまうと、
実際に描いた時に、花びらの先が色を塗った範囲のキワになってしまいます。
かと言って、あんまり短くするとお花が小さくなってしまうので、
38mmくらいがちょうどよいかなと思います。
(*^^*)
下書きした花びらのちょうど中心になる線で、
紙を折ります。
折ったままハサミで切ると、左右対称の形になります。
型紙用の紙に写し、切り抜く
型紙に使う最厚模造紙またはハガキ用紙に、
切り取った花びらを乗せ、形を写します。
紙は画像では少し短いのですが、
高さ7.4㎝くらいがおすすめです。(はがきを半分の高さにするくらい)
花びらを置いてみて、花びらの周りに指で押さえられるスペースがちゃんとあるか確認して、配置します。
この辺でいいかな、という位置に、
縦に垂直線を引き、その線に花びらの中心を合わせてください。
花びらの下は紙の端から1㎝くらいに。
※画像ではシャープペンシルの線になっちゃってますが、
縦線だけはペンで引いてください。
(;^_^A
私はよく、サイドの余った部分にパンチ穴をあけて円型紙も追加するので、
ちょっと横は広めです。
花びらだけでいい場合は、横はここまで広くなくて大丈夫です。
シャープペンシルで形をなぞったら、
カッターで線の通りに切り抜きます。
これで、基本の花びら型紙の完成です!
ヾ(*´∀`*)ノ♪
使うときに作品が汚れないように、
シャープペンシルの線は消しゴムか練りゴムでやさしく消しておきましょう。
基本の花用型紙をダウンロード
上記のようにご自分で作っていただくことも出来ますが、
ダウンロードして使える素材もご用意しました♪
印刷が可能な方は、はがきサイズに印刷してご使用ください。
(*^^*)
ハガキ1枚に、2枚分同じ型紙が入っています。
点線でカットしてご使用ください。
ダウンロードは無料です♪
↓
用紙設定はハガキサイズ、
拡大・縮小設定では必ず「実際のサイズ」または「既定」を選択してください。
あくまでも個人利用の範囲内でお願いいたします。
まとめ
今回は見本と同じものを作っていただけるように、
コンパスを使っての作図をやってみました。
花びらの形が決まったら、左右対称になるようカットして、
厚めの紙に写し、切り抜いたら型紙は作れちゃいます。
(*^^*)
お花のサイズさえ用紙範囲に収まっていれば、
もう少しアレンジして違う花びらにしてもOKですよ♪
次回は、自分でデザインしたお花の形で型紙を作る方法について書いていきたいと思います。
その後、実際にパステルアートでお花を描いていく工程を
写真とともに解説を載せていきますので
お楽しみに♪
パソコンを使って型紙を描く方法については
こちらをどうぞ♪↓
少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。
ではまた♪
(^^)/