今回は、パステルアート実践編として
基本的な簡単アートの描き方をご紹介したいと思います。
2色でのグラデーション塗り、
消しゴムで消すことで白く描く、
という2点がメインの作業になります。
初心者の方にも簡単に
素敵なアートを仕上げることが出来ますよ♪
ぜひ挑戦してみてくださいね！
(*´▽｀*)
初めましての方は、ぜひこちらからお読みいただけると嬉しいです。
※画像はスマートフォンでの撮影です。ご覧になるモニターによっても色味が実物と異なる場合がございます。
画像は圧縮した状態で使用していますので、画質が安定しませんがご容赦ください。
簡単に描ける青空アート
今回は、ダイソーさんの最厚模造紙（0.19mm）を
はがきサイズにカットして使用しました。
パステルはダイソーさんの補助色＋蛍光色セットから、
スカイブルーとディープブルーの2色のみ。
基本色セットにある青は、ちょっと色が重い感じなうえに消しゴムで消しても残りやすいので
あまりおすすめはしません。(;^_^A
他にはノック消しゴム（MONO KNOCK3.8)を使用しています。
パステルアートの描き方「青空アート」
マスキングテープで固定
まずは、カッティングボード（傷の付いていないもの）などに紙の周りをマスキングテープで固定します。
土台にするのはカレンダーのようないらない紙でも大丈夫です。
薄い紙の場合はテープを貼るときに描画用紙が反らないように慎重に貼りましょう。
描画用紙の端から5mmくらいをぐるっと１周貼ります。
描き終わった後はがすことで、端が白く縁取られた仕上がりになります。
この時、台と描画用紙の間に隙間が無いように貼ってください。
隙間があると、紙の裏にパステルの粉や消しカスが入り込んでしまいます。
そうなると裏が汚れるばかりでなく、でっぱりが出来て紙が傷ついたり、
仕上がりに影響します。
ここはケチらずテープをしっかり使ってくださいね。
(*^^*)
グラデーション1色目
粉状にしたパステルを指につけ、
下半分くらいをスカイブルーで塗ります。
広い面に塗るときは、紙の上で直接パステルを削ってたくさん乗せても大丈夫です。
1色目を塗ったら、指をきれいに拭いておきます。
拭いた指がしっかり乾いてから次の作業に入ってください。
グラデーション2色目
上の端が一番濃くなるように、ディープブルーを塗っていきます。
指に取る分では足りないので、紙の上で直接削って粉を落としました。
左右にスライドさせながら塗り広げ、
上端から真ん中あたりへ向かって徐々に薄まるように伸ばしていきます。
濃くしたい部分は指の圧を強めにしてしっかり刷り込みます。
紙の真ん中あたりは、1色目と2色目が混ざり合っている状態になります。
何度か塗り重ね、これくらいまで濃く塗りました。
スカイブルーも足して、ディープブルーも足して、と様子を見ながらバランスよく色を乗せていきます。
使う色を変えるごとに指をきれいに拭き、色が混ざらないようにしましょう。
スカイブルーの部分は特に、
気を付けないと全部がディープブルーになってしまいます。
消しゴムで「消して描く」
ノック式消しゴムで消すことで雲を描いていきます。雲の形や大きさはお好みで大丈夫です。
「自然のものは正解の形なんて無い！」と思えば気楽に描けますよ♪
手前にポイントとなる大き目な雲を置き、
水平線・地平線に近づくほどサイズを小さく、隙間を密にしていくと遠近感が表現できます。
入道雲だとまた違うと思いますが、
普段から空を観察して、描きたい雲をイメージしてみるのも良いですね。
(*^^*)
雲の中にも濃淡をつけると立体感が出ます。
明るい部分は強く消して白さを出し、
陰になる部分は軽く消すか、消した後少し指や綿棒でぼかすといいですよ。
定着スプレーをかける
描き終わったら、表面の粉が落ちるのを防ぐために
定着スプレーでコーティングします。
紙を立てて持ち、30～40㎝離れた位置からふわっとまんべんなくスプレーします。
1秒かけたら5秒ほど乾かす、を２，３回繰り返してください。
一度にたっぷりかけすぎると、液が多すぎてパステルが溶けてしまい、せっかく描いた色が変わってしまうので注意しましょう。
定着スプレーについては、準備編の
定着スプレーの項目を参照してください。
マスキングテープの縁に粉がたまっている場合は、
はがす前につまようじで軽くなでると隙間に埋まったのが出てきます。
本当に軽く、テープに沿わせて滑らせるだけで大丈夫です。
埋まっている粉が少なそうならこの作業はなくてもいいです。
テープの隙間に残っていた粉のせいで、テープをはがした後に絵が汚れてしまうこともあるので、
コーティングが終わったら余分な粉を払っておくのがおすすめ。
マスキングテープのはがし方
テープの端っこをつまんだら、
紙に対して水平に近い角度で引きます。
上に持ち上げるように引くと紙が破れやすいので注意してください。
ゆっくりゆっくり、慎重に水平に引くと
紙が破れずきれいにはがすことが出来ます。
テープをはがしたあとは、こんな風に
周りが縁取られた仕上がりになります。
まとめ
いかかでしたか？
(*^^*)
描画に使ったのはダイソーさんのパステル2色とノック式消しゴムのみ。
とってもシンプルですが
初めての方にも挑戦していただきやすいアートだと思います。
良かったら描いてみてくださいね♪
少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。
ではまた♪
(^^)/
