もう何年も前に購入していた
ダイソーさんの300円スピーカー。
世間ではわりと高評価だった気がしますが
当たり外れがあるようで、
私のは音があまり大きくはなりませんでした。
そのままスマホだけで聞いてるのと
あまり変わらないないくらいだったので、
「いつかは改造してみよう」
と思いつつ、
ずっと放置していました。。。
(;・∀・)
でもせっかくおうちカラオケ用に
マイクも用意したので
「スピーカーもしっかり音が出るものにしたい!!」
と、改造実行を決意しました♪
電子工作は全く未知の世界なので、
分からない事だらけです。
途中で失敗してやり直した箇所もたくさんあって、
まさに紆余曲折でしたが…
納得いく仕上がりにまで完成させることが出来ました!!
ヾ(*´∀`*)ノ
マイクの見た目だけを改造した時の話は
こちらです↓
今回は、
まさに右も左もわからない初心者が
スピーカーの改造を試みた記録でございます。
どこでつまずいたのか、
何をどう間違ったかなど、
同じように初心者でチャレンジする方にとって
少しでも参考になる部分があれば幸いです。
コスパ最強・ダイソー300円スピーカー
もしこれを
材料を揃えるところから作ろうとしたら、
左右のスピーカーユニットと
スピーカーユニットを収める箱と
電源用コードと
音声入力用コードと
アンプ、、、
が必要です。
どう考えても330円では揃えられません。
価格破壊にもほどがありますね。
私が購入したのは音が微妙で
スピーカーとしてはハズレでしたが、
パーツとして考えたら
そう悪くない買い物だった気がしてきます。
(*^^*)
それでも、
300円だったら大抵は
「使えないか~」であきらめちゃいそうな所ですよね。
実は私も
別のもの買った方が早いかな~と、
Bluetoothのスピーカーを買ってみたんです。
2600円ちょっとのやつ。
・・・が、
フル充電しても音が途切れまくる
欠陥品でした。。。
有線接続もできると書いてあったのに
付属の線をつなげてもウンともスンとも言わないし。
(;・∀・)
即返品でした。。。
またもや商品リンクを貼るのはやめておきます。。。
ミニマイクに続いて
スピーカーまで返品なんて
(;・∀・)
返品が連続するともう購買意欲がダダ下がりです。
と、いうわけで。
これはもう、
「自分で作ってどうにかしなさい」
という天からのお告げに違いない!!!
ヾ(*´∀`*)ノ
2600円くらいならかけてもよい!
と自分にお許しを出し、
スピーカではなく
材料や道具類に費やすことを決意しました♪
失敗し続けるスピーカー改造
丁寧に分解…のつもりが破壊!
はんだごては持っていないので、
丁寧に分解して
アンプもコード類もそのまま
別の箱に納め直せれば、、、
と思っていたのですが、
スピーカーユニットをひょいと持った拍子に、
プツンと切断。
(;・∀・)
あっけなさすぎて目が点になりましたよ。
(;・∀・)
で、まだ切れていないもう片方のユニットを見てみたら
こっちも、いつ切れてもおかしくないくらい
きわどい感じでした。
しかも銅線むき出しになった部分まであるし。。。
で、アンプ基盤の方を見てみると
はんだ付けがかなりきわどい。。。
(;・∀・)
しかも錆びてきてます。
はんだがほぼ乗ってないように見える箇所が多いのは
気のせいでしょうか???
(;・∀・)
。。。
まぁ、
330円の品物に
「丁寧な加工」を求めるのは酷というものですね。
ダイソーさんに行っても
同じものはずっと見かけないので、
新しいスピーカーでやり直すという選択も出来ず。
このまま葬り去るかのか?
続行か??
迷った挙句、
はんだごてを購入しました!!!
ヾ(*´∀`*)ノ
はんだ付けなんて
中学の時ほんとにちょっとだけやったかな~?
という程度なので、
遠い昔過ぎて覚えてすらないです。
(;・∀・)
心配過ぎて
はんだ練習キットを購入。( ´艸`)
私が購入した時は
たしか10セット入り990円でした。
下の画像はその1セット分です。
1セット当たり100円切ってるなら、
こういう練習キットがダイソーさんのはんだコーナーにも
あるといいのになぁと思います。
はんだはダイソーさんで0.8㎜のものを購入しました。
そして、
肝心のアンプ基盤も交換することに。
超ミニサイズのアンプ基盤です。
3枚入りで398円でした。
3個もいらないんだけど~
と思いつつ、
1個失敗したので
(;・∀・)
予備があって大正解でした。
(*´艸`*)
基盤の失敗理由については後述します♪
桐箱に穴を開けるのは難しい!!
最初は、
家にMDFボードが余っていたので
それで箱を作る予定でした。
ですがダイソーさんに行ったら
「箱あるじゃん! これに入れちゃえ」
と2個購入。
桐材でできた箱です。
箱側面の部分に穴を開けて正面として使い、
開いてる部分に板を貼って側面にしたら
縦長のスピーカーボックスが作れるはず。。。
・・・
で、穴開けるの失敗しました。。。
桐材は、
真っすぐノコギリで切る分にはまだ切れますが、
丸く綺麗なカーブに切るのはほぼ不可能かもしれません。
(;・∀・)
大きな穴を開ける専用工具は持ってないので、
たくさん穴を開けて中を抜いてから
ヤスリで整える作戦でしたが。。。
なんせまぁ、
桐材は断面がバキバキに裂けるように汚くなるので、
切り口があちこち欠けてしまい、
どんなにヤスリをかけても誤魔化しようがないほど
ガタガタになってしまいました。。。
どうしても使えないことも無さそうでしたが、
「円」って、
ちょっとでも歪むと見てて気持ちが悪いというか、、、
気になりすぎて気に入って使えそうにないので
諦めました。
(;・∀・)
線は切れちゃうし
箱はダメにしちゃうし。。。
さすがにこの辺で多少テンションが下がりましたが、
「あきらめるのは
やれるだけのことをやり尽くしてから!!」
という非常にしつこい性格をしているので、
一度スイッチが入ったらなかなか止まらないんですよね~。
(*´艸`*)
スピーカーボックス作りについてのあれこれ
MDFボードなら加工しやすい♪
やはり最初からMDFで箱作るんだった。。。
と後悔しつつ、
箱は左右分で2個買ってあったので
もう1個あるんです♪
なので1個の箱に
左右のスピーカーユニットを入れることにして、
箱の空いている面を正面として
MDFボードを貼ることにしました。
MDFなら桐材よりもきれいに穴が開けられるはず!!
6㎜厚のMDFボードですが、
コンパスカッターを使って地道に時間をかけたら
綺麗に開けることが出来ました♪
パステルアートの型紙を作るために購入したものですが、
やっぱり大手メーカー品を選んでおいて正解だったなぁと
改めて思いました。
(*^^*)
かなり時間はかかりましたけどね。
(;・∀・)
4カ所あけるのに
1時間以上かかったと思います。
表から半分以上の深さくらいになったら、
裏から同じところを切っていきました。
なぜ4カ所なのかというと、
「バスレフ方式」というのを
どうしてもやってみたかったからです。。。
詳しく解説は出来ませんが、
スピーカーボックス内の響きを
筒内に反響させて外に出す、
って感じでしょうか。
子供のころ、
ラップの芯やお菓子の空などの筒状の物を持つと
無意味に「あーーーー」って
言いたくなりませんでしたか?
私だけ???
まぁそんな感じの筒です。
↑意味不明(笑)
最初の予定より大幅に箱が小さくなってしまったので、
このサイズでダクト付ける意味あるんかな???
と迷いつつ。
(;・∀・)
ちゃんと設計する方は
箱の容量や目指す周波数を計算して
ダクトの太さや長さを決めるらしいのですが、
私の場合は行き当たりばったりなので
もちろん何の計算もなく
「こんな感じかな?」
くらいの適当さで作っています。
(;・∀・)
ダクトとして使っているのは
工作ネタではおなじみのラップ芯です。
(*^^*)
箱の奥行きより1㎝分短くなる長さでカットしました。
ラップ芯の接着にはエポキシボンドを使いました。
乾いたのち、
芯とMDFの境目をエポキシボンドで埋めて
すき間をなくしてあります。
エポキシボンドを絶賛してる記事はこちら。
ラップ芯のボンドが完全に乾いてから、
コードをはんだ付けした
スピーカーユニットを取り付けました。
MDFが薄くて
ネジが突き抜けてしまうので、
プラバンで座金を自作して厚みを足してみました♪
ここまでで結構長くなってしまったので、
次回に続けさせていただきます。
(*^^*)
プラバン座金については次回に♪
引き続き読みにきていただけると嬉しいです。
ではまた♪
(^_^)/