前回、パステルアートに必要なものをご紹介しました。
今回はパステルアートを描く際の、
パステルの使い方やその特徴などについて書いていきたいと思います。
※画像はスマートフォンでの撮影です。ご覧になるモニターによっても色味が実物と異なる場合がございます。
画像は圧縮した状態で使用していますので、画質が安定しませんがご容赦ください。
パステルアートでのパステルの使い方
パステルを粉状にする
コピー用紙などの紙をパレットとして使い、アートに使用する色を削っておきます。
カッターやこしあみを使い、固形のパステルを粉状にします。
カッターで削る場合は、ほどんど力を入れずに軽ーくなでるくらいでサラサラと削れます。
刃を立てすぎたり力が入りすぎると
ガツガツとした荒い粒子になってしまうので、あくまでも優しく削ってくださいね。
こちらはこしあみを使って粉状にしたもの。↑
こちらはカッターで削って粉状にしたものです。↑
どちらもそんなに変わりませんが、
こしあみで削ったほうが粒子が均一になるので初心者さんにも安心だと思います。
(*^^*)
色が混ざらないように、違う色を削るときは
網の中で位置をずらしながら使ってください。
削った粉を指につけて、
描く用の紙に、くるくると伸ばしていきます。
「塗る」感じの時はくるくると塗ると色を乗せやすいです。
グラデーションなどで色を「伸ばす」ときは、一方方向にスライドするように塗ると
均一にしやすいです。
画用紙に指で丸く塗った状態です。
指だけでシンプルなお花を描くとこんな感じになります。
直接描く
粉にせず、クレヨンや色鉛筆のように直接描くこともできます。
描いてから指でこすると、
ふんわりとぼかすこともできます。
紙に直接パステルをあてて、シンプルなお花を描くとこんな感じです。
指でぼかすと全体にぼやけすぎるので、
細かい形をぼかす時は綿棒が便利です。
描いてから綿棒でぼかすと
こんな感じになりました。
水に溶かす
描いた後、濡らした筆で水を乗せると
パステルが溶けて水彩画のような雰囲気になります。
雑に描いたお花も、
濡らした筆で溶かすとこんな感じになります。
小さく描いたものをズームにしているので、ちょっと粗さが目立ちますが
(;^_^A
消しゴムで描く
こちらは青でグラデーションに塗った所を、
消しゴムで白く抜くことによって雲を描いています。
次回は実践編として
こちらの青空アートの描き方について、順を追って見ていただきたいと思います。
基本的な作業についても説明を載せていくので
ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。
ではまた♪
(^^)/